仮想通貨相場分析【10月7日】
暗号通貨
仮想通貨市場、歴史的な資金流入と高値更新の波
ビットコインは、米政府機関閉鎖の影響などから大きく上昇し、史上最高値の$125,000を記録しました。
9月のFRB利下げ時には織り込み済みで、他金融資産が高値でも仮想通貨市場は低迷していましたが、ここにきて10月・11月のアノマリー(例年パフォーマンスが高い月)を体現するかのような上昇を見せ、6日連続で陽線となっています。
直近の日本の総裁選で高市氏が当選し、円安路線が進むとの観測から、10月4日には日本円建てで過去最高価格1,825万円を記録しました。
また、年末に向けて大手金融機関から**$13万〜$20万ドル**といった強気のビットコイン価格予想も目立っています。
主要銘柄の動向
イーサリアム(ETH)
イーサリアムも最高価格帯の$4,670を再び記録し、現在も高い水準を維持、週間で11%の上昇です。
直近ではグレースケールからステーキング機能付きのETF承認(非公式)のニュースが流れています。
アルトコイン
時価総額上位のアルトコインでは、BNBが市場最高価格$1,220を記録し、年初から120%近い上昇です。
週間比: XRPは2.3%増、SOLは8.3%増。
高騰銘柄: 時価総額上位100コインの中では、**ジーキャッシュ(ZEC)が85.3%**もの高騰を見せています。
市場への記録的な資金流入
コインシェアーズのデータによると、先週の仮想通貨投資商品への**資金流入は過去最高の$59.5億(約8,931億円)**に到達しました。
この結果、10月6日時点では日本株、日本の30年国債利回り、金、ビットコインが史上最高値を記録するなど、金融資産全般にかなりの資金流入が見られます。
市場心理と著名人コメント
恐怖強欲指数と著名人コメント
ビットコインの恐怖強欲指数は70に上昇。9月26日の26という低水準から一転し、年末に向けたスタートのサインと捉える投資家もいます。
レイ・ダリオ氏は「多くの人々がビットコインを代替的なお金として捉えており、注目に値する。お金に必要な『交換の手段』と『価値の保存手段』のうち、より重要なのは後者だ」とコメントしています。
加速する円安と経済格差
円はユーロに対しても市場最安値をつけ、円安の動きが加速しています。
著名人の見解
高市氏の総裁当選とそれに伴う放漫財政(予想)への懸念から、円の価値低下が進んでいるとの指摘が目立ちます。
ひろゆき氏: 円安と長期金利上昇のハイペースを懸念。「金利が上がったら日本経済は厳しい」と指摘。
大石氏: 株価上昇は「円の価値が落ちているだけ」であり、実態ではないと警鐘を鳴らす。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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