鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年9月29日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比103.2㌦高の3,809㌦で引けた。高値3,824,6㌦は史上最高値を更新した。週足ベースでは6週連続陽線を記録、先々週も述べたが「……8月18日の週から4週連続陽線となっており、今週月曜日(15日)も3,724.9㌦と高値を更新して始まった。勢いが付けば7~9週連続陽線棒の出現も珍しくない。ただ言えることはそのような上昇が続くケースでは、その後の急落には注意したい」。また「スポット市場では年初の上昇は8週連続で、13.9%の上昇率を示した。先週も述べたが、前の例を参考にすれば、過去同様、13~24%の上昇を見込めば、8月18日3,353㌦の安値から始まった相場は3,788.89~4,157.72となる」。高値目標のレンジは少し広いが、レンジ内に入ってきた。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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