リスク管理が容易
AUD CADの5分速で運用しています。
基本はデフォルト設定で、LotsとTP_profitを資金に合わせてN倍して運用しています。
リスク管理には、NanpinCountが重要で、この値+1がショート、ロング、それぞれでナンピンを含めて保持するポジション数になります。
例えば、私が設定している7なら、(7+1)*2=16ですね。
Lots 0.1 , NanpinLotsMult 1.7(デフォルト)ならば、0.10 + 0.17 + 0.29 + 0.49 + 0.84 + 1.42 + 2.41 + 4.10 = 16.80
と計算でき、これが、ショート、ロングそれぞれで保持するロット数の合計となります。
これが分かれば、証拠金維持率が計算可能で、それにより、基本的にロスカットの発生を防ぐことができます。多少のマージンは持っておくべきでしょうが。
ロスカットのリスクを事実上ゼロにした上で、残るリスクは、チャートの変動が少ない場合の機会損失(資金がロックされる)リスク、ショートポジションを長期に保有してしまうことでマイナススワップが嵩むリスクの2つかと思います。
しかし、チャートが片方向に長期間進む場合、ナンピン買いにより、どんどん決済の価格が、現在の価格に近付くことになり、逆方向への変動が少なくてもプラスになる形で決済が可能なことが多いです(スワップは別として)。
よって、チャートがある程度変動していれば、向きに関係なくコンスタントに利益を上げることができます。
なお、昨年10月から半年ほど運用し、現在に至るまで、ショートまたはロングのポジション数は、最大5(初期1+ナンピン4)でした。
あと3回ナンピンするバッファを維持した状態で回っていると言えます。
また、Nanpin_interbal_hour (interval?) により、急激なチャート変動でナンピンが連発してNanpinCountを使い果たすことも回避できるのは安心感があります。
そしてなにより、これらのほとんどの設定がパラメータ化され、利用者により設定可能な自由度は、とても優れた設計だと思います。
とはいえ、私は3箇所しか変更していないので、デフォルト値も良い値を選択されているのだと思います。