自動ライントレードツール『SpiderPro』　トレンドラインや水平ラインで柔軟にエントリーと決済

当ツールはMT5で動作します。

主な特徴

●自分で引いたトレンドラインもしくは水平ラインに到達した場合に自動でエントリー、決済することが可能なツールです。 　

　エントリーラインや決済ラインを仕掛けて放置することが可能です。※パソコン、MT5は常に起動状態にする必要があります。

●チャート上の入力欄とボタンで簡単かつスピーディーに設定が可能です。

●エントリー条件を高度化するトリガーラインや、意図しないエントリーを防止する無効化ライン設定、トレーリングストップ、エントリー時間制限、時間指定決済など豊富な機能を備えています。

ラインの設定方法

機能の説明

エントリーライン

価格が指定したラインを上抜け、下抜けすることで自動でエントリーを実行します。

再エントリー設定

ポジションをクローズした後、再エントリーを許可するかどうか設定します。

勝ちトレードと負けトレードそれぞれ設定することが可能です。

許可しない場合にはポジションクローズ後、エントリーラインは機能しなくなります。

※チャート上部にある状態リセットボタンでリセットすることが可能です。

※MT5のターミナル操作で手動で直接ポジションをクローズした場合には不許可状態にはなりません。

トリガーライン

エントリーにトリガーラインをブレイクしたかどうかの条件を付け加えます。

トリガーラインをブレイクしないとエントリーラインは機能しなくなります。

例えば、トレンドのサポートラインに到達した後、価格の戻りを待ってからエントリーしたい場合に有効です。

以下の図のように黄色のトリガーラインを下にブレイクした後で、ピンクのエントリーラインを上にブレイクした場合にエントリーさせるなどの設定が可能です。

決済ライン

指定のラインを上抜け、下抜けすることでポジションをクローズします。

決済ラインは２個設定することができ、損切用と利益確定用のラインそれぞれ分けて設定することができます。

無効化ライン

設定した無効化ラインに到達するとエントリーラインが無効化させ、エントリーしなくなります。

以下の図ではトレンドラインに沿って上昇トレンドが続くと予想したとします。

一方で、価格が想定よりも大きく下に割り込んだ場合には下降トレンドになる可能性が高いため、たとえ今後エントリーラインを上抜けしたとしても買いエントリーさせたくないという場合もあります。

こういったケースでは無効化ラインを設定しておくことで、意図しないエントリーを抑制することが可能です。

利益確定・損切設定

エントリー時のテイクプロフィット、ストップロスの値をPips単位で指定します。

こちらはポジション自体にテイクプロフィットとストップロスが設定されますのでMT5が予期せずシャットダウンしてしまったり、通信が遮断された場合も機能します。

決済ライン①②でもポジションをクローズすることができますが、決済ライン①②はMT5で稼働しておりツールが機能している場合のみ有効です。

トレーリングストップ設定

トレーリングストップの値幅とステップ値を入力します。

設定しない場合は空欄にしてください。

ブレイクイーブン設定

ブレイクイーブンの値幅を設定します。

設定しない場合は空欄にしてください。

その他フィルター

スプレッドフィルター：

※エントリー時のみフィルターが機能します。決済ラインによるポジションクローズなど他のアクションでは動作しません。

エントリー許可時間：

エントリーを許可する時間帯を指定します。必ず半角数字と半角の:コロンで入力してください。例：09:30

必ず入力が必要です。常にトレードを許可する場合は00:00から23:59に設定してください。

ポジション決済時間：

指定された時刻にポジションがクローズされます。必ず半角数字と半角の:コロンで入力してください。例：09:30

設定しない場合は空欄にしてください。

ID：

複数のチャートを開いて設定する場合、IDの欄に別の番号を半角で入力してください。

例えば１つ目のチャートには１を入力、２つ目のチャートには２を入力など。

同じ番号ですと、トレーリングストップ、ブレイクイーブン、ポジション決済時刻などを複数のチャートで別々の値で設定しても、別々に機能しません。

具体的にはマジックナンバーにIDが加算されてポジションのオープン時に設定されます。

必ず複数ポジションをオープンする前に別々の値に設定しておく必要があります。

無効化ライン①②に到達した場合、ポジションがクローズされ次のトレード（再トレード）が許可されていない状態になった場合は新規エントリーが許可されない状態になります。

その場合は『状態リセット』ボタンを押すことで、新規エントリーが許可された状態に戻ります。

即時買い・売りボタン：

ライン到達時ではなく、即座に手動でエントリーする場合に利用します。

誤操作を防ぐため、必ず確認のポップアップが表示されます。

ロットサイズ設定：

エントリー時のロットサイズを指定します。

注意事項

・当システムはMT5が稼働しており、システムが動作している場合にのみ有効です。

　MT5が起動していない場合、システムがチャート上で機能していない場合、価格データがMT5に読み込まれていない場合は動作しません。

・ターミナル標準の取引パネル（Buy,Sell）からエントリーした場合は、当システムで設定した決済ラインやストップロス、テイクプロフィット、トレーリングストップ、ブレイクイーブン、決済時刻などは機能しません。（マジックナンバーが設定されないため）。当システムの即時買い、即時売りボタンでエントリーした場合にはこれらが機能します。

・対応するラインの種類はトレンドラインと水平ラインの２種類となります。他のラインは機能しません。