鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年9月8日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のビッグイベントである米雇用統計は就業者数が2万2,000人増と予想7万5,000人増を大幅に下回り、失業率は4.3%と前月より0.1ポイント上昇した。明らかに雇用情勢は勢いを失い、今月16~17日のFRBの金融政策会合では0.25%の利下げ確率を高めた。既に市場は9月利下げを織り込んでいるが、今年あと2回の利下げを織り込み始めた。
これを受け、米10債金利は急低下、4月のトランプ関税ショックで株が急落したレベルに接近、ドル指数も下落したが、これは織り込む済みであったか、引けにかけて戻した。ただ、金はテクニカル要因もあり続伸した。
金利は長期スパンで見れば保合の中での推移に留まっている。ただ4%を割ってくると、今年4月のレベルを意識することになろう。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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