デイリーブログ|ドル円、じわり下落の裏側とは?
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📘 デイリーブログ|ドル円、じわり下落の裏側とは?
みなさんこんにちは。今日もマーケットを整理してお届けします。
ドル円、じわり下落の背景
まだ本格的な下落ではありませんが、ドル円がじわりと値を下げています。
市場の視線はやはり 石破首相と植田日銀総裁の会談内容 に集まっています。
これまでのように円安に誘導することは、もう現実的に難しい状況。
むしろ「円高を解禁」して、トランプ前大統領に歩み寄ることで政権延命を図る流れになるだろう、と見られています。
朝のニュースとマーケット反応
今日の朝、日本が 対米投資80兆円を約束。
これを受けて、トランプ大統領は 自動車関税15%に正式署名しました。
その直後、ドル円は 148.20円まで下落。
とはいえ、東京仲値の時間帯に差し掛かっていたため、急激に相場を動かすわけにもいかず、反応は比較的限定的でした。
今後の焦点:為替協議と米の要求水準
ベッセント財務長官は、関税交渉と並行して 為替協議 を日本と行う方針を示していました。
関税の方向性がある程度固まった今、注目は「米国がドル円のどの水準を求めてくるのか」に移っています。
これは市場にとっても大きなポイントです。なぜなら、米が求める水準次第で、為替の方向感が一気に変わる可能性があるからです。
個人的注目ポイント
僕個人としては、ミランFRB理事候補の承認がどうなるかに注目しています。
金融政策の方向性を左右する人事ですし、これが通るかどうかで米金利の見通しも変わり、ひいてはドル円相場にも影響してきます。
👉 今日のドル円は「じわり下落」から始まりましたが、
本当の勝負は 米が求めるドル円水準と、FRB人事の行方 にかかっています。
マーケットが揺れる局面、引き続き追い風を意識していきましょう。
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