デイリーブログ|9月に入りドル円急騰、その背景とは?
📘 デイリーブログ|9月に入りドル円急騰、その背景とは?
こんにちは。今日も相場ウォッチをお届けします。
さて、9月に入り急にドル円がグイっと上昇してきましたね。
背景には 9月SQ(特別清算指数)に向けた先物の動き が大きく影響しています。現物もその動きに引っ張られるように上昇してきた印象があります。
今日のドル円は、現時点で 148.87円まで上昇。
市場はキリのいい 149円 を試しにいくムードですが、本日の PPピボットポイント がまだ下に残っている点は注意ポイント。午後からロンドン時間にかけては、いったん失速する可能性があるんです。
目の前のチャートだけでは説明できない動き
相場にはさまざまなプレーヤーがいます。
現物を見て判断したり、インジケーターを組み合わせたりしても、「なぜそう動くのか」が説明できないことが多々あります。
なぜなら、オプションや先物のトレーダーの力の方が強いからです。
さらに、先物と現物を組み合わせた高度な戦術も存在します。
ある相場が加熱してくると、それを ヘッジするための逆方向の動き も強くなり、結果的に急な反転を生むことも。
チャートだけを見ていると「なんでここで反転?」と混乱する場面が多くなってしまいます。
混乱がもたらす悪循環
混乱すると判断が鈍り、感情的になってトレード精度が落ちます。
「勝てるはずの相場で負けた…」なんてことも珍しくありません。
ですから、いつどんな時でも 自分なりに動きを説明できる準備 をしておくことが重要なんです。
そこで“追い風情報”理論
僕らが提唱しているのが “追い風情報”理論 です。
これは、チャートの形やインジケーターのサインだけではなく、オプションや先物、ヘッジ需要といった相場の裏側を読み解き、相場の風向きを捉える考え方。
これを知っているかどうかで、トレードの安定感は大きく変わります。
「なぜここで止まったのか」「なぜ急に反転したのか」を説明できれば、トレードの迷いは確実に減りますよ。
👉 今日のドル円は149円を試しながらも、午後以降の失速に要注意。
👉 相場の裏側まで見て、追い風を味方につけましょう。
では、また次回のデイリーブログで!
Is it OK?