アップデートの背景

今年に入って、相場環境が大きく変わりました。

これまで得意だった中期トレンドが続かず、短命トレンドや乱高下が増加。

その結果、従来のロジックでは損切りが続き、思うように利益が伸びない時期が続きました。

「このままでは通用しない」

そう判断し、6月にロジックの見直しを実施しました。

アップデートの内容

• ロジックのパラメータ調整

  
  

• 新しい決済方法を追加

  
  

エントリー条件を厳選しつつ、相場変化にも対応できるよう柔軟性を強化。

無駄なトレードを減らし、勝てる場面を逃さない構造を目指しました。

数字で見る変化（アップデート前 → 後）

• 月平均取引回数：14.27回 → 12.33回（約14%減）

  
  

• 勝率：48.60% → 70.27%（+21.67％）

  
  

• 平均利益（勝ちトレード）：+63,771円 → +54,996円

  
  

• 平均損失（負けトレード）：−55,868円 → −100,555円

  
  

• 最大ドローダウン：−464,500円 → −289,200円（約38%縮小）

  
  

取引回数はわずかに減っただけですが、勝率は20％以上改善し、最大ドローダウンも大幅縮小。

資金曲線も安定感が増し、安心して見ていられる状態に近づきました。

今後の課題と展望

負けた時の損失をどう抑えるかは依然として課題。

損切幅や決済タイミングを調整すると勝率とのバランスが崩れるため、この最適化は時間をかけて詰めていきます。

ただ、今回のアップデートで「今の相場に合う形」へ進化できた実感があります。

この方向性をベースに、さらに複数パターンをテストし、長期的に安定して利益を狙えるEAへと育てていきます。

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