奈落の底へ落ちるティルトの暗黒面に落ちた投資家の末路
プレイヤーが合理的な判断力を失い、軽率な行動を繰り返して自滅する心の病気それがティルトです。許容範囲を遥かに超えた想定外の損失を喰らった直後が、もっともティルトに陥りやすい状況だと言えるでしょう。
ティルトの本質は大損失をリカバリーしたい気持ちである。なんとかして今の状況を好転させようとアグレッシブに行動して自滅するからティルトは恐いのである。
早く損失を取り戻したいから焦ってハイレバ勝負したり、今すぐ行動しないとチャンスを逃がしてしまう。こんな好機は見逃せないみたいな機会損失を極度に恐れ、ポジポジ病になるけど、ポジった後の含み損を見て不安な気持ちに耐えられず、狼狽して損切るのです。
これがティルトの症状であり歴史は繰り返すのだ (o^-')b
想定外の値動きで不意に含み損が膨らみ、己の許容範囲を超えてしまうと、極端に臆病になって臨機応変に判断できません。こうして必要以上に萎縮して損切れない状態もティルトなのです。
萎縮してしまうと、損切りした直後に反転上昇しそうで怖いとか、持ってれば上がると分かってるのに僅かな含み損に耐えられず、損切りして買い遅れ涙目になります。
損失を喰らってティルトに陥ると、アグレッシブに無謀な勝負を繰り返すか、極端にリスクを恐れて萎縮してしまい、何も決断できなくなると分かります。
損失を取り戻したい気持ちに負けてアグレッシブな勝負を繰り返す場合は、機会損失を恐れて軽率に勝負したり、僅かな望みに賭けて一発逆転を狙ったりします。
勝ち目の薄くても無茶する傾向があります。
損失を取り返したい気持ちでエントリーすると、強制ロスカット。今までの損失を取り戻す。究極の2択というギャンブルになる傾向が強い。とにかく助かりたい。それはまるで運否天賦の丁半博奕を繰り返すようなものです。
こうなると、投資家は手持ち資金の管理してたら損失は取り戻せないと考え、分不相応な損失リスクを平気で背負い、大きな利益を追い求め、自分の許容範囲を大きく超えている事実も直視せず、ハイレバ勝負で自滅します。これがアグレッシブなティルトの特徴です。
パッシブなティルトは、損失を異常に恐れて臆病になり、取引するとOず負ける。取引しても勝てる気がしない。と無意味に怯えるから何も決断できません。
ティルト状態は通常損失が引き金となって起きます。それは必ずしも大きな損失でなくてもかまいません。投資家が損失を必ず取り戻したいと望むだけの損失であれば良いのです。
もしもティルト状態に陥ったら、問答無用で即撤退しないと間違いなく再起不能になるでしょう。ティルト状態に陥った投資家は、とてつもない幸運に恵まれない限り、比較的小さな損失でも積極的な取引で大損してしまい、最悪の場合は自分を見失うかもしれません。
ティルト状態になった投資家は、損失を恐れるあまり、含み損に耐えられません。しかしノーポジになると機会損失を恐れて軽率にポジる。ポジった直後の含み損に耐えられず損切る。これを永遠に繰り返します。
その結果、買ったら下がり、売ったら上がり、ポジったら即含み損になると感じて余計に消極的になるのです。上級者が初心者になったようなもので、自分がしなければならない行動がとれません。
しかも、その事に自分で気が付いているから不思議ですね (o^-')b
ティルトに陥る原因は様々なものがあります。それらは同時に起きる事が多く、それにより深刻なティルト状態に陥りやすいのです。たとえば、金融市場で強いトレンドが発生している時に買い遅れてしまい、いまさら恐くて買えないから意地になって逆張りし続けた時とか、爆益で気持ちが有頂天な時に軽率な取引をして負けたから、本来なら得ていた利益を失った事が悔しくて損失を取り戻そうと安易にポジるとか、含み損が膨らみ、強制ロスカットや安易な損切りを繰り返す負の連鎖に陥ると反省し過ぎて萎縮したり集中力が散漫になるとか、なぜ私が買ったら下がり、売ったら上がるのかと悩む自分に対して懐疑的になって判断力が乱れるから、自分は運が悪いとネガティブな思考になりやすい。
その不運と上手に向き合えなければ重大な損失を被ると思います。
ティルトの本質は、損失を取り戻したい気持ちであり、セミナー講師、投資顧問、アナリスト、市場関係者、報道メディアの買い煽りを真に受けて、自分で考える事を辞め、思考停止状態に陥り、お酒を飲みながら現実逃避して取引すると、ティルトを誘発するので注意しましょう。
奈落の底へ転がり落ちるティルト状態は回避できるのか?
ティルトは、ギャンブル全般つまり運が左右するゲームで陥る非常に基礎的な狼狽現象です。何らかの時点で自分に魔が差す瞬間があります。そうなると、いつの間にか軍資金に羽が生えて窓から飛び出したかのように溶けて消滅するのです。
最初に兆候が現れた段階で自分の精神状態をチェックする。ティルトだと気が付いたら衝動的に勝負して多くの資産をリスクに晒し、あり得ないような利益を短い期間で得ようとする精神状態だと認識して、すぐにギャンブルを辞めましょう。
ティルト状態では、自分の精神状態を冷静に保てないからです。
様々な要因により平常心を失い、判断力が大きく低下します。
私がティルトに落ちた時は、たった1日で軍資金70万円も失いました。あっという間に全資産の70%が溶けた衝撃は強烈でした。総資産100万円なのに、たった1日で70万円の損失を喰らうとか笑えませんわ。まさに崖から転げ落ちるように自分の資産が減りました。
それほどティルトは自分の判断力に影響を与えるものだと理解しましょう \(^o^)/
ティルトになると、必要以上にアグレッシブになり、無理な判断をする傾向があります。ポジポジ病でハイレバ勝負するから、プレッシャーに耐えられず、狼狽するから自滅します。損失を早く取り戻したいという気持ちが先行して結果的にポジポジ病になります。これが初期症状です。
さらに悪化すると、損失を恐れて消極的になり、機会損失で悔みます。無理に利益を狙って取引すると、含み損に振り回されて損切り貧乏になるので、損失が拡大して逝きます。
ニコ生FX生主として実況放送やると、なぜか負の連鎖に引きずり込まれます。やはり、大損ブッコキ強制ロスカットを見たい。メシウマしたい。そういうネガティブな気持ちに影響されます。
人としてダメなのでしょう。人の不幸を喜んでるような雑魚では、稼げる投資家に絶対なれないでしょうから……
相手の不幸を願うと、ティルトの暗黒面に落ちるからね (o^-')b
ティルトの暗黒面に落ちた時の対処法は、すべてのポジションを手仕舞いして様子見に徹する。これが確実で簡単な解決策ですが、ある意味1番難しい方法です。
休憩して頭を冷やし、冷静になるのが最適解だと思います。
とはいえ負けを早く取り戻したい気持ちが強いと、休憩するという決断は無理でしょうね。ではどうするか。答えは単純明快であり、自分が許容できる損失の範囲内で取引すれば良いのである。それでも負けると意外に動揺するものです。小さな損失でも連敗が続くと精神状態に悪影響を及ぼし冷静さを失うので、1日に許容できる最大損失を決めておきましょう \(^o^)/
ティルトとは、損失をリカバリーしたい感情によって判断力が鈍くなる精神疾患であり、頭が熱くなった状態、つまりキレた精神状態だと言う事です。
ほとんどの投資家はティルトを経験しています。稼げるようになっても、ティルトの暗黒面に落ちて全財産を失った話もあるので油断は禁物です。いつも謙虚な気持ちで相場に参加し、常にティルトを警戒する事が大切です。
投資は、理性、思考力、判断力を要するマネーゲームです。
ティルトになると、感情に支配されて理性を失い、目先の利益を追い求め、損失を異常に恐れます。気が動転し、集中力に欠け、強気と弱気を交互に繰り返して右往左往しながら確実に全財産が溶けて逝くのです。
どうしても感情を刺激するので熱くなりやすいマネーゲームそれが投資です。それでも冷静に金融市場と向き合える投資家は徐々に稼げるようになると思います。
やはり投資は理性を保つことが重要ですね (o^-')b
嫌な負け方を経験したり、自分の投資法が通用しない時や負け続きだったり、O儲けした直後の気が緩んだ適当な取引の損失も取り返したい投資家は要注意ですね。
投資家であれば、絶対に1度は経験するのがティルトであり、対策は絶Oに必要です。1番簡単な対策は、手仕舞いして相場を休み、気晴らし気分転換する事です。
多くの投資家は買い遅れ涙目で悔しい時ほど、自分の正当性を求めます。
ポジった後のポジトークとかね。SNOで願望を書く事で自分の相場観が偏り、それが悪い癖になってしまう可能性もある。もしもティルト状態になったら、深呼吸して冷静になり、楽しい事を考えましょう \(^o^)/
落ち着きを取り戻してから勝負に集中して勝てば良いのです。
Is it OK?