【MFT分析】マルチタイムフレーム分析を画像付きでわかりやすく解説
こんな方向けの記事です
- 「MFT分析ってどうしたらいいの」
- 「エントリー後に逆行してしまう」
- 「うまくトレンドに乗れない」
MFT分析はよく「マトリョーシカ」で例えられることが多いですね。でもMFT分析について調べてみても、ただ概念しか記載されないことが多く、実戦での使い方は解説されていません。
【大きい流れに沿って小さい流れに乗るって意味はわかるけど、、、
どうやってトレードに生かせばいいのかわからない、、、】
今回の記事は、そのような方のために「実際にチャート上でどのようにMFT分析を活用したらいいのか」について画像付きで解説していきたいと思います。
エントリー後に逆行するには意味があるんです。
■MFT分析とは
MFT分析(マルチタイムフレーム分析)とは、ある1つの通貨に対し複数の時間足から相場環境を判断する分析方法となります。
「環境認識」とも呼ばれます。
一般的には、「月足→週足→日足→4時間足→1時間足、、、」と大きい足から順番に分析していきます。
ただ、全てをしっかり分析する必要もなく月足や週足といった大きい時間軸では、ある程度「上に向かってるな~」くらいの理解で十分です。
それでは具体的な分析の仕方を解説していきます。
■MFT分析のやり方
今回は5分足をトレード足とし、デイトレをすると仮定した分析を行います。
少し解説は簡略にしますが、大まかな流れだけでも掴んでいただければと思います。
月足から順にチャートを見ていき、5分足まで環境認識を行います。
分かりやすいように水平線を引いていきます。
月足=赤
週足=黄色
日足=オレンジ
4時間足=ピンク
1時間足=水色
※解説のチャートは2023年10月19日19時7分のXAU/USDを使用しております。
月足

月足の高値と3点目高値を作った安値、直近の押し目となった個所にラインを引いていきます。
現状は再度高値を挑戦しにいく動きとなるので、月足は上昇トレンド。
月足はざっくりでいいです。週に1回くらい月足見る程度で問題ないです。
週足

週足は上昇しつつも黄色ボックス(下落の起点となった高値)に頭を押さえられている状況。
ただ、3点目高値を付けた起点の安値を割れていないのでダウ的には上昇トレンド。
日足

日足で見ると安値と付けた起点(オレンジライン)をローソク足実体で抜けているので、ダウ的には上昇に転換。
Is it OK?