【FXの基礎知識を習得】ダウ理論【画像付きでわかりやすく解説】
こんな方向けの記事です
- 「正直ダウ理論についてよくわかってない」
- 「ダウ理論についてちゃんと知りたい」
- 「ダウ理論を知っていたら勝てるようになるの?」
いろいろな本やブログで「ダウ理論」について触れられていますね。
【??文字だけで読んでも理解できないんだよな~??】
図や動画で説明されている方もいますが、今一度知識の整理として「ダウ理論」についてお話していきたいと思います。
■ダウ理論とは
ダウ理論とは「チャールズ・ダウ」さんが提唱した株の値動きに関する考え方で、株に限らずFXにおいても使用されています。
ダウ理論は主に6つの原則から構成されており、
- 平均はすべての事象を織り込む
- トレンドには3種類ある
- 主要トレンドは3段階からなる
- 平均は相互に確認されなければならない
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
となります。
FXにおいては「5.トレンドは出来高でも確認されなければならない」はあまり優位性がないので、あまり気にする必要はありません。(この記事でも解説は省略しております。)
勝てているトレーダーはすべて理解しているのか
勝てている人でも、ダウ理論のすべてを理解してる人はかなり少ないと思います。
というのも「ダウ理論」単体でトレードするわけではないですし、あくまで目線を見る為の一つの手段として使っている人が多いと思います。
あとは、自分にとって大切な原則だけを使っているという人も多いと思います。
どの原則が大事なのか
FXトレードにおいて言えば「6.トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」が1番大切だと私自身は考えております。
これを理解すると、使ってる手法の相場に対するアプローチも変わってきます。(順張り手法なのに逆張りしたりなど)
ですので、ダウ理論を理解することで手法をより有効的に使うことにも繋がります。
それでは順に解説していきます。
■平均はすべての事象を織り込む
政府が発表する経済統計や企業の業績・更には自然災害の様な予測不可能な事象に至るまで、需給に関するあらゆる事象は全て市場価格に織り込まれる。市場価格はあらゆるファンダメンタル(材料)の反映であるという考えであり、その意味で効率的市場仮説の主張に基づいた考えとも言える。
難しいこと書いてありますよね。
僕なりにこれを砕いて解説すると
「チャートはすべての事象を織り込んでいる」
となります
雇用統計も災害も、要人の発言も、すべての情報を織り込んだ結果が「チャート」というわけです。
この考え方に基づいて、僕はテクニカル分析一択のトレードスタイルを貫いています。
■トレンドには3種類ある
ダウ理論では、価格変動の分析において市場動向(トレンド)を重視する。そのトレンドを以下の3つに分類している。
- 主要トレンド:1年~数年のサイクル。
- 二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
- 小トレンド :3週間未満のサイクル。
これらのトレンドは互いに独立しているのではなく、二次トレンドは主要トレンドの調整局面であり、小トレンドは二次トレンドの調整局面として捉えられる。
簡単に言うと「短期トレンド」「中期トレンド」「長期トレード」の3種類で、独立してるのではなく、フラクタル的に繋がっていますよってことです。
画像で説明するとこんな感じです。

Is it OK?