ドル円、日米金利差縮小を意識した売りで、3営業日ぶりに反落。
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【7/9相場概況】
東京時間、ドル円は、米関税政策の先行き不透明感から、日米が金融政策の変更に対して慎重になっているとの見方で、円売り・ドル買いが先行。前日高値の146.97円を上抜け147.18円まで上昇。その後、利食いの売りが入るが、下押しも146円台後半と限定的。欧州時間、ドル円は、欧州勢の持ち高調整の売りが先行。NY時間、ドル円は、米長期金利の低下に伴い、日米金利差縮小を意識した売りが先行すると、一時146.25円と3営業日ぶりに反落となった。
なお、6/17-18分のFOMC議事要旨では「関税引き上げが物価上昇圧力となる可能性が高い」との見解が示された。一方で「大半の参加者は政策金利の目標レンジを今年いくらか引き下げることが適切である可能性が高いと評価」「数名の参加者はデータが予想通り推移すれば、次回会合で早急に政策金利の目標レンジ引き下げを検討する可能性があると指摘」とも伝わっており、今後の利下げペースに関して意見の相違が広がっている様子も見られた。
【7/10相場観】
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