【第4回】シグナルで迷わない!トレンドの見極めと実践活用法
自動売買にも対応する「ストラテジーシグナル(STG)」は、裁量トレーダーにとっても非常に有効なツールです。特に、エントリー判断に迷ったとき、STGのシグナルは「いま、攻めるべきか」を視覚的に教えてくれます。
本記事では、STGのシグナル表示をどのように活かしてトレンドを見極めるのか、さらにそれをどのように裁量判断に落とし込めるかを、実際のチャート例を交えながら解説します。
STGシグナルの使い分け
STGには、逆張り2種類・順張り1種類の合計3つのエントリーシグナルが搭載されています。トレンドの状態を自動で判定し、それに応じて適切なシグナルが表示されます。
- 逆張り(Buy#1, 2 / Sell#1, 2):レンジ相場での反転狙いに有効
- 順張り(Buy#3 / Sell#3):トレンドの押し目・戻り目での継続を狙う
特に順張りシグナルは、トレンドフォロー戦略との相性が良く、シグナルの後押しがあることで自信を持ったエントリーが可能になります。
Buy#1 / Sell#1 シグナルの特徴(逆張り初動を狙う)
Buy#1 / Sell#1 シグナルは、レンジ相場や一時的な逆行局面で反転の可能性が高まったタイミングを捉えます。
ボラティリティ、トレンド圧力などを総合的に判断し、初動を狙う逆張り型シグナルとして機能します。
▼ 図:実際のチャート例:GBPUSD 15分足
シグナルの“信頼度”を高めるには
STGはシグナルの発生と同時に、バックテスト機能でその有効性をデータ化できます。純益Pipsや勝率、PF(プロフィットファクター)などを確認し、信頼度の高いシグナルに絞って活用するのがポイントです。
さらに、通貨ペアや時間軸ごとに「どのシグナルが優位性を持っているか」をレポートビューアーで確認すれば、自分に合ったトレード戦略を客観的に構築できます。
裁量判断への落とし込み
シグナルを鵜呑みにするのではなく、「このシグナルはどういった相場環境で発生したか?」という背景を考える習慣が、裁量トレードの質を高めます。たとえば、上位足でのトレンド方向と一致している順張りシグナルであれば、エントリーの根拠がより強まります。
STGは、テクニカルの判定を自動で行いながらも、裁量判断を支援する“ツール”として活躍する設計です。
まとめ:STGで裁量トレードに自信を
本記事では、STGシグナルの活かし方と、トレンド見極めのコツについてご紹介しました。裁量判断とSTGのロジックを組み合わせることで、精度の高いトレードが実現できます。
次回は、STGとSTG-EAを連携させた「システム運用の実践例」について掘り下げていきます。お楽しみに!
🔍 過去記事もぜひご覧ください
- 📘【第1回】ストラテジーシグナルとは?魅力と可能性をやさしく解説
- 📘【第2回】裁量トレードの強力な味方!自動売買を広げるSTGの使い方
- 📘【第3回】シグナルは本当に使える?STGの精度と収益力を検証!
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