【第4回】アラート設定でチャンスを逃さない 〜 時間軸とトレンド状態を活かす通知活用法
FX
チャートに張り付かなくても波が“教えてくれる”
「いい場面が来ていたのに見逃してしまった…」
裁量トレードではありがちな悩みですが、MT4 波動マスター(WVM)を活用すれば、この課題にも対応できます。
WVMはトレンド状態(開始・継続・転換・トレンドレス)をリアルタイムで判別し、任意の時間足でアラートを受信することが可能です。
今回は、波動マスターのアラート機能の使い方と実践的な活用例を紹介します。
時間軸を活かして“重なり”を狙う
たとえば、上位足(1時間足)で「トレンド継続」の通知を受けた後、下位足(15分足)でも「トレンド開始」の通知が出た場合、押し目買い・戻り売りのチャンスとして絞り込みができます。
▼ 図:時間軸別アラート活用例
通知をトリガーにチャートを確認する流れをルール化することで、効率よく優位性のあるポイントだけに注目できるようになります。
通知を受けたら“型通り”に確認する
- 1時間足で「継続」または「開始」の通知が来たら、チャートを開いて方向感を確認
- その後15分足で「開始」通知を受けたら、ローソク足の形・直近の波形をチェック
- 条件が揃えば押し目買い(または戻り売り)を検討
このように通知から逆算して判断をパターン化することで、感情に振り回されずに裁量トレードの精度を高めることができます。
不要な通知を減らすには
WVMでは、通知対象となるトレンド状態(開始・継続・転換など)を個別にON/OFF設定できます。
たとえば「継続」だけに絞って通知することで、細かい転換のノイズを減らし、自分のスタイルに合ったリズムでチャートを確認できます。
WVMのアラート機能は、波を読むための“感覚”を、行動に落とし込むツールです。
次回はさらに一歩進めて、WVMを使ったトレードプランの立て方や、他ツールとの組み合わせについてもご紹介していきます。
🔍 過去記事もぜひご覧ください
- 📘【第1回】裁量判断を支える武器に 〜 波動マスターで波動分析を視覚化する
- 📘【第2回】波の重なりが示す環境認識 〜 波動マスターで捉える時間軸の整合性
- 📘【第3回】波動マスターで捉える“トレンド状態”を活かしたエントリー判断
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