ドル円、米中貿易摩擦緩和期待で上昇となるが、弱い米CPI受け失速。
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【6/11相場概況】
東京時間、ドル円は、「米中協議ではジュネーブ合意実施の枠組みで合意」との報道が伝わると145.16円まで上昇。しかし、「米連邦高裁がトランプ関税の差し止め命令の効力停止延長を認める」と伝わると一転して144.66円まで失速。その後、日経平均が堅調に推移し、時間外の米10年債利回りが上昇すると、ドル円は145.25円まで上昇。欧州時間、トランプ米大統領が自身のSNSで「習近平中国国家主席と私が最終承認すれば中国との合意は完了」「中国からレアアース(希土類)が前倒しで供給される」と投稿すると、米中貿易摩擦の緩和期待から円売り・ドル買いが先行し、ドル円は一時145.47円まで上昇。NY時間、5月米CPI(消費者物価指数)と、エネルギーと食品を除くコア指数が、前月比で予想下振れとなると、一転円買い・ドル売りが優勢になり、ドル円は144.32円まで下落。
【6/12相場観】
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