「見える化インジケータ」の活用(その202)
「見える化インジケータ」の活用(その202)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でUSDJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、London版を使いました。
上半分は、USDJPYの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、緑色太線のグラフがUSDJPYに相当します。
今回の戦略は、乖離からの戻りを狙ったものです。他のグラフ群を抜けて、ゼロラインから大きく乖離した状態からの戻りに注目します。さらに、インジケータのUSDJPYのグラフが示す大きな波にも注目します。月曜日に、USDJPYが他のグラフから大きく下抜けして底を打ちました。ここからの戻りを買いで狙い、約140pipsの利益を得ました。同じく、木曜日にも同様の状況になったので、再度買いで取りに行きます。約220pipsの利益が得られました。合計で、約360pipsの利益です。
月曜日に買いポジションを建てた場合、一旦は含み損になるのですが、インジケータのグラフの乖離が大きいので、ここから戻る力が働くだろうとの読みで、含み損のまま買いポジションをキープします。予想通り、相場が戻ってきて利益確定となりました。
「TrendLine-EX」を使っていれば、斜めのトレンドライン抜けでエントリーや決済を自動化できます。そのまま放置できるので、楽々のトレードが実現できます。「TrendLine-EX」は、トレンドライン下抜けで自動売り、トレンドライン上抜けで自動決済ということができる半自動のEAです。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2025年6月6日10:19JST)
のスクリーンショットです。
Total]数値の降順に並んでいます。一番上にあるNZDJPYは、全ての時間足で青色系の表示色になっています。Total数値が 2154.99と、比較的大きいプラスの数字になっています。全ての時間足で、NZDJPYに上昇トレンドが発生していることが明らかです。
では、NZDJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。上昇トレンド途中の急騰部分を捉えています。全体が右肩上がりの上昇トレンドになっているので、ここから買って行っても、十分利益が得られます。週末までの保有で約40pipsが得られます。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。通貨強弱チャートでは、JPYもEURもやや下向きで、比べるとJPYの方がEURより下向きです。ほとんど水平に近いと言ってもよいでしょう。はっきりした方向感が読み取れません。敢えて言うのであれば、EURJPYは、今後は、やや上方向に推移すると考えられます。
予想通り、ジワジワと上昇してきています。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。通貨強弱チャートでは、EURが下向き、JPYは大底から反転上昇の兆しになっているので、EURJPYは、今後は、やや下落方向に推移するものと考えられます。
4.
新しいインジケータDual_MACD_Trend_Indicatorを使ってみた
新規インジケータ「Dual_MACD_Trend_Indicator」は以下をご覧ください。
MT4版:https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/62199
MT5版:https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/62202
トレンドの方向性をはっきりとカラーで明瞭に示すインジケータです。カラーバーの色がLimeなら買い、Redなら売りと、初心者にも分かりやすく使いやすいインジケータです。バーの色が緑なら上昇トレンド、赤なら下降トレンドで、色が無い場合はトレンドがありません。カラー表示なので、一目でトレンド状態を把握できます。
このインジケータをEURJPYの1時間足に導入してみました。
インジケータを導入することで、売りゾーンと買いゾーンが明確になります。売りゾーンは、バーの色が連続して赤色になっていて、長期MACDと短期MACDが同時に下落している部分です。買いゾーンは、バーの色が連続して緑になっていて、長期MACDと短期MACDが同時に上昇している部分になります。
MACDのメイン線とシグナル線の上下関係も、メイン線がシグナル線より下に位置していれば売り、上に位置していたら買いになります。
直近のバーは無色になっているので、緑の連続が途切れています。また、短期MACDのメイン線がシグナル線を割っています。長期MACDは、まだメイン線がシグナル線より上に位置していますが、ゼロラインからの乖離がかなり大きくなっているので、今後は戻す力が働いてきます。先程の通貨強弱グラフでも、JPYが上向き、EURが下向きになっているので、今後のEURJPYは下落方向に推移しそうです。「Dual_MACD_Trend_Indicator」を注意深く細部まで読み取れば、これからの相場動向についての情報も読み取ることができるのではないでしょうか。
「Dual_MACD_Trend_Indicator」を使えば、もうトレードの方向に迷うことがありません。
※お勧めのインジケータ
「とれとれインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50115
「TrendLine-EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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