【昨日の相場振り返り】ADP雇用統計の日、どう立ち回ったか?
【昨日の相場振り返り】ADP雇用統計の日、どう立ち回ったか?
みなさん、こんにちは。トレードアイデアラボの猫飼いです。
さて、昨日は米ADP雇用統計の発表日ということで、基本的には「やらない日」でしたね。
なぜなら、何が起こるかわからない=リスクが大きい日だからです。こういうときは、無理してポジションを取る必要はありません。
環境認識としても「ニュートラル」。つまり、どちらに転んでもおかしくない状況でした☺️
とはいえ、プロは“チャンス”を見逃しません。
もちろん、無謀なエントリーは禁物ですが、13の戦術を駆使して「獲れるところだけ獲る」のがプロのやり方。
実際、昨日も局所的に見れば、稼げる局面はちゃんとありました。
【デイタイム(日本時間昼間)のドル円】
おととい発表された米JOLTS求人件数が良かった影響で、
「ADPもいい内容が来るんじゃないか?」という思惑がマーケットを支配していました。
その影響もあり、日中のドル円は“上攻め”の展開。
なので、私たちも数回「買い」で攻めていきました。
もちろん、ADPの発表前にはポジションを手仕舞うようにとアナウンス済みです。
この辺は、しっかり“ルール通り”ですね。
【ナイトセッション(NY時間):イベントトリガー戦術の出番】
夜の部はもちろん、ADP発表待ち。
ここでは、13の戦術のうちのひとつ、**「イベントトリガー戦術」**が活躍します。
事前の環境認識は「ニュートラル」。
つまり、上にも下にも動き得る状況でした。
【結果:ADP発表と同時にドル円急落】
いざ、ADP発表。
結果は……まさかのネガティブサプライズ!
ザイFXさんなどの情報サイトで詳細を確認しましたが、
ADPは市場予想を下回る悪い内容でした。
これを受けてドル円は急落。
ここで慌てるのではなく、まずは冷静に“追い風情報”を確認するのが重要です。
【焦らず、急がず、でもチャンスは逃さず】
先物価格は143.65円あたりでチャブついており、
この時点では「まだ飛びつかなくていい」状況でした。
しかし、その後、追い風情報がすべて“売り有利”を示していたため、
我々も「売り」に切り替えてエントリー。
【勝負は深追いせず、確実に】
下落に乗れた局面――
上図で丸を付けたあのポイントをしっかり獲れれば御の字です。
イベントトリガー戦術を使うときの鉄則ですが、
深追いは厳禁。
“ガツン”と一発動いたところで満足するのが、プロの所作です。
【まとめ:このトレードアイデアは終了!】
というわけで、昨日のトレードはこれにて完了。
ADP雇用統計というビッグイベントに備え、事前に戦略を立てて、ルール通りに動き、
利益を確保した上でサッと撤退。
こうした一連の動きこそが、プロのトレードです。
それでは、次のトレードアイデアへと移行しますね。
引き続き、13の戦術を駆使して、一緒に勝ち組トレーダーの道を歩んでいきましょう!
Is it OK?