【実践例あり】波動マスターで狙ったドル円トレードのシンプル戦略解説
今週は、「波動マスター」を使ったドル円(USDJPY)のトレードを振り返ります。
上位足(4時間足)で方向を確認し、下位足(1時間足)でタイミングを取るという王道のマルチタイム戦略により、無理のないトレードを実現しました。
4時間足でのトレンド転換と方向性確認
上図は1時間足チャートに4時間足の波動マスター指標を描画したものです。
トレードの前提として、まずは上位足のトレンド状況を確認します。
①上昇に転換(上昇スロープ)
②上昇トレンド開始(上昇スロープ)
この時点で、明確に4時間足が上昇に転じたため、エントリーは「買い」方向に限定していきます。
1時間足でのエントリータイミングと戦略
こちらは1時間足に1時間+4時間の波動マスター指標を複合描画したチャートです。
矢印は1時間足のシグナルを示しており、4時間足のトレンドと一致する場面でエントリーを行いました。
主なエントリーポイントと根拠
①上昇に転換(1時間足)⇒ 4時間足と一致する初動。損切り(S/L)は直近安値に設定。
T/P(利確):直近高値付近(27日15時の高値)を目安に利確。上昇一波の終点で反落の兆しがあったため、シンプルに利益を確定。
② 再び上昇に転換(1時間足)⇒ 押し目を形成し、再び上昇スロープへ。
T/P:③の転換前(28日8時ごろ)の高値圏で利確。高値更新後に勢いが鈍ったため、安全重視で利食い。
③ 上昇トレンド開始(1時間足)⇒ 上位・下位足ともにトレンドが揃い、加速局面に入る。
T/P:高値(28日22時付近)に到達したあたりで利確。ローソク足の実体縮小や反転兆候が見られたため、早めに確定。
④ 上昇トレンド継続(1時間足)⇒ トレンド継続中の押し目買いポイント。
T/P:29日6時に利確。高値を超えきれずに反落し始めたタイミングで手仕舞いし、リスク回避を優先。
ストップロスの位置(S/L)
各トレードにおける損切り(S/L)は、エントリーポイント直近の安値に設定。
波動構造で明確な安値が確認できるため、無駄なロスカットを回避しつつもリスク管理を徹底しています。
利確戦略の基本方針
「波動マスター」の強みは、トレンドの波形構造に基づいた利確判断ができる点にあります。
- トレンド加速局面でしっかり引っ張り
- 高値到達や勢いの失速を見て手仕舞い
- 上位足が崩れていない限り、押し目で再エントリー
こうした一連の流れが視覚的に判断できるため、裁量判断に自信がない方でも、合理的な利確判断が可能になります。
✅ 波動マスターを使ったトレードを体験してみませんか?
今回の実践で活用した「波動マスター」は、上位足と下位足のトレンド構造を視覚化するMT4インジケーターです。
トレンド転換やエントリーポイントをチャート上に明確に描出し、「どこで入って、どこで出るか」が感覚ではなく構造的に見えるようになります。
よろしいですか?