【超重要】初心者必見!バックテストのカラクリ~その②
前回の続きを書いていきます。
今回は「バックテストを行うタイミング」です。
同じEA、同じ設定でも、バックテスト結果はいつも同じとは限りません。
なぜなら…
“バックテストにもスワップポイントが反映されるから“です。
以下に「GOTO-BUYSELL(ゴトー日EA)」のバックテスト結果を並べてみますね。
EAの設定はすべて同じです。
1、「通常スワップポイントの日」にバックテストを施行した結果
純益→約5億3千万円
2、「スワップポイント3倍デー」にバックテストを施行した結果
純益→約17億8千万円
純益だけでも、これほどの差が出ます。そのほかにも、プロフィットファクタ、最大ドローダウン、相対ドローダウンなど、重要な数値も3倍デーのほうが良好な数値になっていますね。
通貨ペアのプロパティは以下のとおりで、左が通常時、右が3倍デー。
何が言いたいのかといいますと、バックテストは3倍デーを避けて行う必要がある!ということです。
また、EAの商品ページにバックテスト結果が載っている場合がありますが、表面上からは通常スワップポイントなのか3倍デーなのか見分けがつきません。これはもう、そのEA開発者を信用できるかできないか!?これに尽きると思います。
悪い言い方をすれば、「スワップ3倍デーにバックテストを行って、EAの成績を良く見せることもできてしまう」ということ。みなさんもEAを購入される際は十分に気を付けてくださいね!
なお、ブローカーによっては“スワップポイントが反映されるされない”とかもありますので、一概にすべてがこのようになるわけではありません。一部のブローカー(特にデモや低品質なデータを提供する業者)では、スワップが「0」に設定されていることがあるため、バックテスト結果にスワップが反映されませんので、ご注意ください。
バックテストを行う際には、通貨ペアのプロパティから現在のスワップポイントをチェックする癖を付けておくのもオススメですよ!
では、また次回✋初心者のかたにバックテストのカラクリについて、さらに深堀りしていきたいと思います。
Is it OK?