RCI x 3本「二重天井・二重底」って、どうなの？【2回目/全15回】

「RCI 二重天井・二重底」って、なに？

投資で毎日をエンジョイしている方、投資をこよなく愛している方、そして投資で夢をかなえたい方、こんにちは！

『 Trezo 』の開発チームです！

それではさっそく、チャート上で「二重天井・二重底」を見てみましょう！

と行きたいところですが、、

その前に、RCIは初めからMT4に入っていません。

そこでまずはこんなものを作っておきました。

●ダウンロード先は、後ほどご紹介します！

これからトレード条件を設定する上でとても大切なことがあります。

RCIがどんなものなのか、まずは今一度確認しながらベースの条件を考えていきましょう。

RCIとは、

RCI=「時間」と「価格」に順位をつけて、その２つの相関関係を指標化したオシレータ

となっています。

そして、

80％を超えると買われすぎ、-80%より下は売られすぎ

ということです。

「二重天井・二重底」とは、RCIを3本使った手法です。

Period（本数）は次のような組み合わせをよく目にします。

 長期線 ＝52 (本)

 中期線 ＝26 (本)

 短基線 ＝9 (本)

まずは、これで行ってみましょう。

次に「二重天井・二重底」とは、こうです。

二重天井＝長期線、中期線、短期線の3本のうち、
 長期線 、 中期線  が  上 に張り付いていて、 短基線  が 下 部にあるときに、また短期線が長期線と中期線に同調すると予想して
上方向にエントリー (↑)

「二重天井」とは、上の画像のような状態のことを言ってます。

長期線、中期線が上に張り付いて、短期線が下ありますよね。

「長期線、中期線がトレンドを示しているのだから、短期線は一時的に離れたけどまた上方向に戻る。つまり、この後はまた上昇する。」

という説です。

「二重底」は、こんな感じ。

先ほどの、「二重天井」の逆です。

二重底＝長期線、中期線、短期線の3本のうち、
 長期線 、 中期線  が  下 に張り付いていて、 短基線  が 上 部にあるとき、また短期線が長期線と中期線に同調すると予想して
下方向にエントリー (↓)

それでは、

エントリーとしては次のような基準を設定したいと思います。

Buy＝長期線80%以上、中期線80%以上、短期線－80%以下

Sell＝長期線－80%以下、中期線－80%以下、短期線80%以上

ここで大切なことをひとつ。

【！】取得や決済の条件は、”この辺”とか、”何となく”とか、”感”などを取り除いて、できるだけ厳密に設定して行きたいと思います。つまり、数値化です。

利用者ごとに結果が大きく異なることがないよう、開発する際に心がていることのひとつです。私たちはこのことをとても重要だと考えています。

特にEAを開発する時には、曖昧な要素があってはいけません。

もし、良さそうに見えても、例えば

長期線90%、中期線85%、短期線-79.8%

（長期線OK、中期線OK、短期線はギリ届かず）

では、Buyをエントリーできません。

もし条件をぼやかしてトレードをした時に勝てたとしてら、その次はまた更に条件を緩めていき、一度設定した基準がどんどん不確かなものになっていってしまいます。

もし

長期線90%、中期線85%、短期線-79.8%

エントリー条件が決まったところで、さっそくチャート上で条件に合った箇所を探してみましょう！

ところが！、、


ギクっ！

あることに気づきます！

MT4にRCIの3本線は引けたものの、この中から「二重天井・二重底」を探すのはとても大変そうっ！

あっ、見つかった！

と思ってもよく見てみると、、

①短基線がー80%に届いていない

②中期線が80％に届いていない

このように惜しいのがたくさんありまして、、
基準を満たしているところを一つ一つ目で見ながら正確に探していくのはとても厳しく、労力と時間がかかり不効率だということがわかりました。

そこで！

こんなサインツールを作りました！

長期線、中期線、短期線の3本がすべて条件を満たしたとき、チャート上にサインを出してくれます。

これでいちいち3本線を見る必要も、表示する必要もありません。

次回はこちらを使ってみましょう！
こちらのサインツールもまた次回ご紹介します。
もちろん無料でダウンロードも！

RCI_3Line パラメータは次の通りです。 Period（本数）は、それぞれ設定することができます。 カラーも変更可。お好みの組み合わせで！ レベルも表示も変更することができます。 ダウンロードはこちらからどうぞ ※3本のRCIはバーの数7,200本の地点までとなっています。 直近の検証にはこの本数で充分だと思います。 【1分足】=5日間（7,200本 ＝ 60本 × 24時間 x 5日） 【5分足】＝25日間（7,200本 ＝ 12本 × 24時間 x 25日） 【15分足】＝75日間（7,200本 ＝ 4本 × 24時間 x 75日）

私たちが開発したEAです。こちらもご利用いただけたら嬉しいです！

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RCI 3Line  今回ご紹介した検証用インジケータはこちらからダウンロードいただけます。  ほとんどの通貨ペアと時間足でご利用いただけ、サインツールとしてもご利用可能です。