ドル円、一時142.80円まで下落となるが、米PMI予想上振れで144円台まで買い戻された。

【5/22相場概況】

東京時間、米財務省が日米財務相会談後に「前回の会談と同様に為替の水準については議論されなかった」との声明を発表。円安是正議論についての話が伝わらなかった事を受け、ドル円は一時144.41円まで上昇。しかし、その後、円安是正に対する警戒感が根強く残っているからか、143.10円まで下落。欧州時間、ユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数（PMI）速報値が予想を下回った事を受け、ユーロ円が下落すると、ドル円も連れて142.80円まで下落。NY時間、5月米PMI速報値が予想を上振れ、米国株の上昇などを受け、ドル円は買戻しが先行し、144.33円まで買い戻された。

【5/23相場観】