✅マイナスを出してしまう3つのパターン
先にお話ししておきますが、FXはちゃんとやればちゃんと稼げる世界です。
なのにほとんどの人が、お金を増やすために始めたFXで逆にお金を減らしています。
そしてマーケットから退場していく彼らの捨て台詞はたいてい
「投資なんて結局ギャンブルだ」
そうなんです、その通りです。
ですが、投資をギャンブルにしているのは、
他でもない自分自身であることに思い当たる人はとても少ないようです。
そもそも、ギャンブルとトレードの違いをちゃんと理解している人は、一体どのくらいいるのでしょうか?
あなたはどうですか?
「ギャンブルと資産運用は何が違うのか?」と聞かれて論理的に説明できるでしょうか?
この記事とは違うテーマなので「資産運用とギャンブルの違い」については別の記事をご参照ください。
FX(だけでもないですが)でマイナスを出す3つのパターンを以下にまとめます。
1️⃣エントリーのタイミングを全く知らずに適当にエントリーしている
2️⃣正しいエントリーポイントを知っているのに、そこまで我慢できずに、感覚的なエントリーをしてしまう
3️⃣正しいエントリーポイントを知っていて、その通りにエントリーしているのに、欲が出て利確ができず、持ちすぎて結果マイナス
・・・解説します。
1️⃣こちらは言うまでもないですが、そもそも論外です。
2️⃣これが一番多いパターンです。
どんなに一生懸命勉強しても、「待つ」という基本的なメンタルを持ち、それを維持できなければ、恒常的なプラスは一生見込めません。
別の記事でパチプロの話をしていますが、ギャンブルと資産運用の違いは実はこの部分に集約されています。多くの人が「ポジポジ病」にかかっていますが、はっきり言います、ポジポジ病=ギャンブル中毒です。
3️⃣これは少しレベルが高い人の話になります。トレードは9割がエントリーだと言われていますが、最終的な利確損切の話になってきます。正しい(根拠のある)エントリーポイントで建玉して、利確するタイミングもあったのに、欲がでてしまい「まだ伸びるかも」と持ちすぎたために、逆にマイナスになってしまった。
特に今のゴールドのように、長期的にまだまだ上がるとみんなが思っているマーケットだと、含み損になった時に損切するのがもったいない、と考えポジションを持ち続けて含み損、損切できずに持ち続けロスカット。
実は私がコンサルしてる方の中にも、最近数名このパターンに陥っている方がいました。
大切なことは、現物ならいくら含み損があっても、長期的な相場観があればポジションを抱えていてもまったくかまいません。しかしレバレッジの取引においては、そのことがロスカットに繋がることも十分あり得るわけです。
以上3つのパターンについて解説しました。トレードはメンタルが大事、とよく聞きます。「そんなこと分かってるよ」皆さん確かに頭では分かっているんです。
しかし実戦の中で、自分が今どんな「メンタル」になっているのかを明確に理解しない限り、ふわっとした「感覚的な行動」を行っている自分に気が付かないまま、お金は減っていきます。
上記3つのパターンは、全て結局はメンタルに由来するものです。
ぜひこの機会に、トレードをしているとき、そして特にマイナスを出してしまったときに、ご自分がどのパターンになっているかを分析してみてください。
佐藤
Is it OK?