【マル秘レポート】第6回 ZONE_ELLIOTTの有効的な使い方
FX
Zone_Elliottマル秘レポート(PDF版)はコチラ↓
https://www.gogojungle.co.jp/finance/navi/articles/89611
レポートの内容は下記の通りです。
はじめに
第 1 回 エリオット波動について
第 2 回 ダウ理論について
第 3 回 フィボナッチについて
第 4 回 マルチタイムフレームについて
第 5 回 Zone_Elliott の機能紹介
第 6 回 Zone_Elliott の有効的な使い方
第 7 回 Zone_Elliott を使いこなす(有料)
第6回 ZONE_ELLIOTTの有効的な使い方
ここからが本番といっても過言ではありません。
長々と説明してきましたが、皆さんが待ち望んでいたであろうZone_Elliottをどうやって相場に活かせば勝つことができるのかという章になります。相場を理解すると、今まで勝てなかったのが突然勝てるようになります。
過去の自分の取引を見直すと「なぜここで買ってしまったのか」と思う場面は多いと思います。
これからは、勝つにしても負けるにしても、なぜ勝てたのか、なぜ負けてしまったのかを理解していくことで勝率はグンと上がります。「よく分からいけど偶然勝った」は長続きしません。
ということで、まずは以下のチャートをご覧ください。
Zone_Elliottで相場を読む力を育む Part-1
▼USDCHF H4
H4では上昇2波中で、50%~61.8%の間位まで戻り、少し上昇している感じです。
チャート足ではここから上昇して上昇 3 波となり、上昇1波の大きさ程度まで伸びるのでしょうか?
上位足のD1は下降2波になっています。ということは方向は同じです。どう考えればよいのか???
では、D1チャートを見てみましょう。
▼USDCHF D1
D1は下降2波中ですが、何処まで戻るか?考えます。
例えば、38.2%までは戻る可能は高いだろうと考えた場合、約280pipsあります。
▼もう一度USDCHF H4に戻ります。
D1の下降2波の戻りが38.2%まで戻るとすると、黄色の矢印まで戻ることになります。想像すると、H4の上昇5波の終点辺りがその位置になるかもしれません。
ともあれ、D1の下降2波の戻りが38.2%付近まで戻ると信じて上昇1波の大きさを利確として買いポジションを取得するのはありだと思います。
▼USDCHF H4の続きを見てみましょう。
上昇3波が上昇1波の大きさまで伸びました!
思惑通りです!このように上位足との関係性から今後どうなるのか、考えたトレード結果です。
どうですか?何も難しいことはしていません。
4時間足で上昇2波が50%~61.8%の間程度まで戻ってきたところで、「さぁどうするか?」上位足の状況を確認すると波動は下降波だが、下降2波なので下降時の一時的な上昇中でした。
更に下降2波が発生して間もない状況で、21.3%まで戻り現状は15.0%の位置にいる状況でした。
「少なくとも38.2%程度までは戻るのではないか」というのが私の予想でした。一般的に考えても2波が38.2%まで戻らない確率は低く、少なくとも38.2%までは戻るだろうと予測しました。
更に38.2%戻るとなると現在値から280pips近く戻ることが分かりました。
この値を4時間足で見ると、上昇1波の大きさよりも大きな値であることから、38.2%まで戻らなくてもそのかなり手前で上昇1波の大きさになります。
すなわち、上昇1波の大きさまで伸びる可能性は高いだろうと予測して買いエントリーした結果見事に予想通りの結果となり147.7pipsも獲得することができました。
このように、上位足の状況を見てどうするべきか考えることが重要です。
Zone_Elliottで相場を読む力を育む Part-2
▼GBPUSD H4
H4では下降2波中で、50%位まで戻り、20%近くまで戻っている状態です。
ここから下降して下降3波となり、下降1波の大きさ程度まで伸びるのでしょうか?
上位足のD1は上昇3波になっています。ということは方向感は逆です。この状況はスルーでしょうか。
では、D1チャートを見てみましょう。
▼GBPUSD D1
D1では上昇3波中ですので、H4とは逆方向となります。
ですが、D1チャートをよく見てください。上昇3波が発生したが、上昇はほとんどなく、上昇3波の始点近くまで下落しています。
Wトップ(赤丸2点)のようにも見え、このままネックラインを下抜けて下降するようにも見えます。
D1の状態を現状で判断するのは難しいと判断します。
基本は上昇3波中なので上昇判断です。
しかし、ネックラインを下抜けると上昇波は終了となるので下落する可能性もあります。
いずれにしても現状では方向感は見えないのでスキップするのが妥当でしょう。
再度H4に戻ってその後を見てみましょう。
▼GBPUSD H4
D1の状況からスキップすることにしましたが、結果をみると下降3波は下降1波の大きさまで伸びていますので、売りエントリーすれば勝てたことになります。
ですが、このように「結果的に勝てた」ということを繰り返していると資金は増えていきません。結果は結果で、自分の分析を信じましょう。
今回は、結果的にH4において売りエントリーしたら、下降1波の大きさまで下落して「エントリーしておけばよかった」と思われたかもしれません。
しかし、それが間違いなのです。上位足のD1を確認した際に上位足は上昇3波中でこれから基本的には上昇していく状況です。しなしながらWトップのような状況で下落していく可能性も考えられる状況でした。
どちらの可能性もあるということです。
ここで重要なのはWトップと考える場合、まだネックラインを超えていない点です。ネックラインを超えた場合(上昇3波の始点を超えた場合)は、D1における上昇波動は終了となりますので、下降の可能性は高くなります。
従って、ネックラインを超えたならば、「Wトップが成立して下落していくだろう、だからH4でも売りを仕掛け良いはずだ」と自信をもって判断できれば何も問題はありません。
ですが、今回のように上昇3波中なので、このタイミングではネックラインも超えていないので、売りの可能性は考えることはできませんので、H4における売りをスルーしたのは正解だと思います。
結果的に売りポジションをエントリーしておけばよかったではなく、何故売りポジションをエントリーしたのか、明確な根拠がない場合はZone_Elliottで下降2波中であっても、100%信じるのではなくスルーすることも重要になります。
これが相場を読む力となり、無駄な取引を行わず精度の高い箇所でのトレードを増やし、精度を上げていくことがFXで継続的に勝っていくために重要なことになります。
Zone_Elliottで相場を読む力を育む Part-3
▼USDJPY M15 次は少し小さい時間軸(M15)を使って見ていきましょう。
M15では上昇2波中で、38.2%位まで戻りきった後23.6%近くまで上昇している状態です。
ここから上昇して上昇3波となり、上昇1波の大きさ程度まで伸びるのでしょうか?一緒に考えていきましょう‼
上位足全てが下降トレンドになっており、全て逆方向でとてもヤバそうな感じがします。上位足の状況を確認していきましょう。
▼USDJPY H1
H1ではM15とは逆方向の下降2波中です。50.0%近くまで戻りった後、現在は35.0%辺りまで下降している状態です。M15とは真逆な状態です。
もう1つ上のH4も確認してみましょう。
▼USDJPY H4
H4では、上昇5波後の下降1波が発生している状態です。
上位足は、H4が下降トレンド、H1も下降トレンドという状況です。
M15は上昇2波発生中ですが、この上位足の状況から見るとM15において上昇3波が発生し、その上昇3波が大きく伸びるとは予想するのが難しい状況です。
M15に戻ってこの先の様子を見てみましょう。
▼USDJPY M15
紫丸は押し安値です。これを下抜けると目線が「売り目線」になります。
更に青丸を下抜けると「上昇トレンド終了」となります。
H1,H4は共に下降トレンドなので、紫丸を下抜けて「売り目線」になり、青丸を下抜けて「上昇トレンド終了」になったタイミングで「売り」仕掛けても良さそうだと判断します。
損切りと利確はどうするか?
RiskRewardCheckerを使って損切りと利確を探っていきましょう。
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損切りは直近のZigZag高値に設定し、利確については今回は上位足(H1,H4)共に下降トレンド中なので、2倍に設定します。
上位足の方向感に沿ったトレードになるので、自信をもって勝てると信じていきます。勝ったら217.8pipsの利益となります。がんばれ‼
さぁ楽しみです。この続きを見てみましょう。
▼USDJPY M15
今回の取引を含め如何に上位足の状況を把握してトレードすることが大切なのか、十分に理解できたと思います。
偉そうに説明してきましたが、決して難しいことではありません。ちょっとした努力で成績は全く違うものになってくるでしょう。
Zone_Elliottは1つのチャートで複数の上位足の状況を把握することができ、「行くべきか止まるべきか」の判断をざっくり行うことができ、気になる場合は上位足の状況を更に詳しく分析することで、正しい判断ができるようになります。
とにかく自信をもってトレードすることが重要で、自信がないときは無理にトレードするのではなく回避する勇気も必要になります。
・・・・・さて、突然で申し訳ありませんが無料公開はここまでとなります。なお、ご購入いただいた方は以降も無料で閲覧できますのでご心配いりません。ご購入いただいた方には、無料ダウンロードできます。一度限りのPWを発行いたしますのでダウンロードして保存してください。
ここから先は、更に突っ込んだZone_Elliottの有効的な使い方や考え方について説明していきます。
FX業界で生き残れる人は全体の1~2割と言われていますが、勝てない人に共通していることは、ネット上で誰もがアクセスできる情報を寄せ集めて戦っていることです。
ネット上にはエリオット波動やマルチタイムフレームなど含め、正しいものと間違ったものが混在しており、取捨選択を正しくしないと間違えたまま身に付けてしまい、それをベースにしている限り勝てませんが、その情報が正しいか否かは、相場から撤退したときに後から結果として分かるものです。
Zone_Elliottの開発の経緯は、エリオット波動は後付け理論で、「後から描くのであれば誰でも描くことができるじゃん」といった問題を解決するために、書き換えることなく自動で正しく描画することはできないかということを出発点として開発をスタートさせました。
上昇1波は戻り高値を上抜けたら発生し、下降1波は押し安値を下抜けたら発生します。1波が確定したらあとは簡単で、2波、3波と描いていけば良いのですが、これを読んでいる方はおそらく1波の大きさ以上伸びる3波を知りたいはずです。この大きく伸びる3波についてネット上の大多数は伸びたところだけを拾って後付けで説明している訳です。
実際に、先程説明した戻り高値を上抜けて上昇1波発生とした場合、上昇3波が大きく伸びないものが多く出現することになります。これがエリオット波動を自動で描画する難しい所になります。
Zone_Elliottは、安値圏から戻り高値を上抜けたときのみ上昇1波とし、高値圏から押し安値を下抜けた場合のみを下降1波としています。
これでかなりのダマしを省くことはできるのですが、それでもダマしは全てなくなる訳ではありません。
そこで、同じチャート上に上位足の状態を表記し、Zone_Elliottで描くエリオット波動が正しいのか否かを判断できる設計になっています。
まず、エリオット波動やダウ理論を理解することで相場をかなり理解しやすくなります。チャート上にMAやMACD、RSIなど様々なテクニカル指標を表記している方も多いと思いますが、相場の流れや展開を理解する上でエリオット波動は大変分かり易く「相場を読む力」を身に付けるのに必須アイテムだと思います。
エリオット波動を理解するためには、ダウ理論やフィボナッチ、押し安値/戻り高値、レジスタンス/サポート、マルチタイムフレームなど様々な知識が必要で、これらを総合して理解することで「相場を読む力」が格段に向上します。
ここから先の情報はピンポイントでエントリー箇所を見極めて一攫千金というものではありません。
Zone_Elliottを使って、トレードをしてはいけない方向を明確にして最終的に勝ちを積み上げていくという、守って増やす守備的な内容です。
以降の有料の情報が皆さんの力になることを本気で願っております。
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