◎脱ポジポジ病!メンタルマネジメントをしていたらポジポジ病とは縁遠い⁈〜スタートとゴールのあるもので比較してみる!第一弾登山編〜
天元メンタルマネジメント.11
FXは様々なものに例えられる事が多いです。
定義が定めやすいので例えやすいからです。
入金するからには出金がゴールです。
エントリーするからには利益確定がゴールです。
しかしゴールできずに退場、リタイアする事が多いのがFXと言われてます。
タイトルにもあります『ポジポジ病』にフューチャーし例を挙げながらメンタルの観点で克服出来たらとメンタルマネジメントしていきたいと思います。
《例①登山編》
登山は安全な登山道を適切なペースと休憩をとりながら山頂へ目指します。ペース配分を間違えると登頂に失敗して途中から下山したり登頂まで出来たが力尽き下りれないという事になってしまいます。
登山道を間違えば滑落の危険や落石、崩落、熊等の獣害の危険性もあります。
登山する日の天候が悪いのに無理すれば当然難航しますし命の危険に直結します。
置き換えてみます。
◯天候→タイミング(指標や市場の開場、閉場等)
荒れてない時にスタートしたいものです。※事前準備
◯登山道→方向性
環境認識しダウ理論や移動平均線で方向を定める。道が見えてないと進むも引くも怖さが勝り一進一退となる。※環境認識
◯適切なペース→自分にあったトレードスタイルと取引量(ロット)
ペース配分はご高齢の方と登山するならスローだし若者だけならハイペースになる様に自分がスキャルなのかデイトレなのかスイングなのかどれが適しているか決まってようやく適正ロットが定まります。
※マネーマネジメント
◯休憩→ポジションマネジメント(保有中にやるべき事)
休憩所ではペースはどうだったか?体力や身体の状態はどうか?
この先登って大丈夫か?登山道を確認してから頂上をアタックする上でどこにどの様な難所がいくつあるのか確認をして『総合的判断』をして休憩し下山か登頂か選択します。
トレードでも全く同じだと思ってます。
エントリーしてから息を呑んで値動きを監視してませんか?
ポジションマネジメントとしては休憩所で上記の事をやります。
順行せず逆行したなら登山のスタート自体何合目からスタートしてるか自覚してるのではないでしょうか?
天底エントリーなら下にはもう休憩所はなく即リタイアという話なだけで押し目買いや戻し売りからエントリーするなら途中から登山開始してるはずです。
逆行された際の休憩所はどこなのか?損切の手前ですね。
順行したなら休憩所は利確の手前で数カ所はあります。
休憩所着いて水飲んで放心状態から急にいくぞって言われて登山再開は怖くないですか?
これから登る山の情報収集、下りてきた人に話しを聞いたりマップ等で把握しておけば腹も決まり覚悟もできるというものです。
着いた時間が早すぎるならペースが早いので後半バテる危険もあるからペース落とそうとか色々休憩所でやれる事があります。それがポジションマネジメントだと私は思ってます。
※ポジションマネジメント
◯登頂→利益確定
この頂上を登りきる為に日にちを選び事前に準備をして分析して戦略立てながら目指したところです。
分割エントリーによる分割決済は別としてポジションマネジメントしながら利益確定ポイントを目指し登頂達成する回数が多い程経験値は多く獲得出来るはずです。
NICEアタックを目指しましょう。
※トレードビジョン
◯リタイア→損切
体力、心身の状態、登山道からの逸脱等々でリタイア。生き残る事を最優先に判断しましょう。
もう登山したくなくなる様なリタイアの仕方はダメです。
無茶し過ぎ。無理し過ぎ。粘り過ぎない。
休憩所で何してましたか?ポジションマネジメントしましたか?
スタートして一気にゴールなんて難しいですから上手く休憩所を使いましょう。
※撤退ルール
◯下山(登頂後)→検証
ゴールしたら終わりじゃないのが登山です。
FXも同じです。トレード終わったら終わりではないです。
トレードビジョンは合っていたのか?
方向性はあっていたのか?
マネーマネジメント、ポジションマネジメントは出来ていたか?
決済判断は正しかったか?
トレードの様々な自己分析を繰り返し改善していく事で精度は上がりますし登山で例える安全な登山の成功回数を経験値に変えて臨機応援さを求められる事態に遭遇した際の分岐点で間違わない経験の蓄積になります。
※トレード検証
◯登山に必要なマップ→チャート
迷わない為にも必需品です
※事前準備
◯ラジオ→情報収集
SNSやコミュニティーの情報を得る事で急変する状況を事前に察知
※ファンダメンタルズ分析
◯食料、水→デポジット口座
途中で補給したり補充する事で緊急時に冷静に対応できます。
※マネーマネジメント
◯コンパス→インジケーター
方向性の補強材料。目視が第一、地図や案内板をしっかり確認しながらコンパスも見る。
場面ではコンパスが効かない場所もあるので過度に信用すると迷うので注意。
※インジケーター
◯登山に適した服装→トレード環境
実用性もさる事ながら格好から入る事で身が引き締まる思いも当然あります。
※事前準備
◯緊急用笛や発煙等→SL
安全装置。これをズラしたり外すという事は…
※ポジションマネジメント
◯登山における心構え→トレードにおける心構え
山頂を目指す以上しっかりゴールを見る必要もあるが足元は足場が悪かったり難所を越えてかなければいけないのが登山。
一歩一歩しっかり地に足をつけ気を緩める事なく焦る事なく適正なペースで登頂する。判断を間違えば命を落とす事を覚悟し最悪を想定して最善を尽くす。
※トレードにおける心構え
今回は登山に例えましたがメンタルマネジメントの一つとして『何かに例える』事は重要です。
トレード
お金
これにフューチャーし過ぎると損失の恐怖と勝ちトレードの過信による『冷静な判断』を鈍らせる事になるからです。
人それぞれ登る山の大きさや難易度は違えど事前準備や臨む姿勢は同じです。
第一弾は登山編でしたがイメージしにくい方もいると思いますのでその他の例えも今後アップしていきたいと思います。
ちなみに登山は社会人時代に管理者養成研修を受けていた際に登山をした際に色々学びました。
ポジポジ病=エントリーチャンス→となると…そんなに登山をスタートする場所はあるのでしょうか?
しっかり引きつければエントリーチャンスは絞られるというFX的な発想だけではなく何かに例える事により違う角度から考え方が変わる事もあり得ます。
メンタルマネジメントの奥深さを改めて痛感する良い機会になる事を願います。
Is it OK?