【マル秘レポート】第4回 マルチタイムフレームについて
FX
Zone_Elliottマル秘レポート(PDF版)はコチラ↓
https://www.gogojungle.co.jp/finance/navi/articles/89611
レポートの内容は下記の通りです。
はじめに
第 1 回 エリオット波動について
第 2 回 ダウ理論について
第 3 回 フィボナッチについて
第 4 回 マルチタイムフレームについて
第 5 回 Zone_Elliott の機能紹介
第 6 回 Zone_Elliott の有効的な使い方
第 7 回 Zone_Elliott を使いこなす(有料)
第4回 マルチタイムフレーム(MTF)について
マルチタイムフレーム(MTF)分析とは
複数の時間軸のチャート状況を総合的に見て環境認識を行う分析方法です。
なぜ上位足が重要なのか?それは、下位足の動きは常に上位足に影響を受けるからになります。
相場を動かしている機関投資家と呼ばれる人たちは、大きな資金を長期間で運用しています。チャートの時間軸に当てはめてみると月足や週足に該当する期間になります。更に注文のサイズも莫大です。
従って、長期時間軸の動きが重要になります。
マルチタイムフレーム(MTF)分析で行う4つのポイント
1> トレンドかレンジかの見極め
相場は「上がる」「下がる」「横這い(レンジ)」の3つしかありませんので、今の状態を見極めます。
2> 目線
売り買いの優劣を見極める境界線のことです。
3> サポート/レジスタンス要素
高値/安値やチャネルラインのことを言います。
4> 波
エリオット波動を指します。
マルチタイムフレーム(MTF)を使った考え方
実際のチャートで見てみましょう。
CADJPYのH1のチャートで下降2波が発生しています。
日足と週足は「下降3波」で同じ方向ですが、4時間足は「上昇3波」で逆方向です。こんな時にどう考えれば良いのだろうか?
この後に、下降3波となって大きく下落するか否か上位足の状況を見て考察していきましょう。
▼まずは週足から
上昇5波が終了した後に下降3波が発生して現在は少し経過した状態です。
W1ではここから800pips近く下落する可能性があります。(※1波の大きさから算出)
▼次は日足をみてみよう
日足も週足同様に、下降3波が発生しています。
左図の上位足表記を見ると、W1とD1で上昇1波の大きさが共に1549.6pipsとなっているので、どうやら同じ位置で下降トレンドが発生している模様です。
▼最後は4時間足をみてみよう
日足も週足同様に、下降3波が発生していますが、4時間足は、上昇3波発生中なので逆向きです。
しかしよく見ると、上昇3波中だが随分と下落してきています。
▼もう一度1時間足チャートで考えてみます。
H4の押し安値ラインを下抜けるとH4の目線(押戻)も「売り目線」になりD1、W1も「下降3波」で、且つH1も「下降3波」発生しているので、このH4の押し安値ラインに予約(SellStop)を入れても良いと判断します。
このようにマルチタイムフレーム(MTF)分析では、長期足から中期足、短期足の順に分析することで、相場の流れを把握し、トレードの方向性やタイミングを判断していきます。
私がトレードするならば、上図のH4の押し安値ライにSell Stop、SLは下降2波の終点(a)+5pipsの予約設定をして放置します。
考えるのは利確位置です。D1/W1の下降3波が下降1波まで伸びると仮定するならば、この位置から800pips近く伸びることになります。それが成功すると究極の利大損小となりますね。
また、只今購入者プレゼントのRiskRewardCheckerを使ってリスクリワードを見ながらH1で細かくトレンドに沿って利益を積み上げていくこともできると思います。
いずれにしても、このシナリオでいくとH4の上昇のエリオット波動は上昇3波が大きく伸びず間違っていたということになります。
Zone_Elliottは全て自動で書き換えなく描画していますが、全てが正しく描画できている訳ではなく(全てを正しくできたら神になります)、それぞれの波の描画が正しいのか否かをマルチタイムフレームをはじめとする様々な情報で判断していくことが重要です。
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