FOMC無風、トランプ暴風、オイラは痛風、さてどうする？今夜の押し目戦略」

みなさん、こんにちは。

今日も元気に、そしてどこかのんびりと、為替相場という名のサバンナを渡り歩いております、トレードアイデアラボの猫飼いです。です。

さてさて、本日の主役はなんといってもドル円。

昨夜、いや正確には深夜ですね、FOMCというラスボス級のイベントを無事（？）に通過し、ドル円は上方向にブレイクしてきました。

FOMC直前、相場は143円台でピタッと停滞しておりました。

これ、まるで「テスト前の教室」みたいなものでして。

誰もがそわそわしてるけど、結局何もできずに、プリントをめくる手も止まったまま、みたいな状態だったわけです。

実際に、

• 上方向には145円のオプション壁
• 下方向には先物のサポート帯
  が控えており、そのちょうど中間地点が143円。
  要するに、どちらに動くか読めない、「進むも地獄、退くも地獄」みたいなポジションだったわけですね。

【サプライズ！トランプ砲、再び】

ところが、その緊張感たっぷりのタイミングで、

あの男が、やってくれました。

そう、ドナルド・トランプ氏。

“中国への関税を緩める気はない”

という、またしてもマーケットのガラスハートをぶち割るヘッドラインを放り投げたんですね。

結果、ドルは急落。

あの瞬間、チャートを見ていた私の心の声を文字にするとこうです。

「ちょっ……ま……えぇっ！？（絶句）」

いやもう、FOMCを前にして、みんなの神経がビンビンに張り詰めているところに、いきなり火薬庫に爆竹を投げ込んだ感じ。

相場がギュインッと動いて、「今日、寝れるかな…？」と一瞬不安になりました。笑

【そしてFOMC本番】

そんなドタバタ劇の後、迎えたFOMC。

結論から言うと、「無風通過」でした。

パウエル議長はいつものように、

「うーん、今は利下げするタイミングじゃないよね〜」

と、どこか牧歌的な雰囲気で、追加利下げには慎重なスタンスを表明。

これにより、

「じゃあドル買い戻しでいいか！」

というシンプルな力学が発動し、ドル円は上昇に転じたわけです。

ちなみに、パウエルさんの会見って、なぜか癒し系なんですよね。

ふわっとしてて。

まるで「世界経済という巨大な焚き火」を前に、みんなでマシュマロを焼いているような気分になります。（たぶん私だけ）

【145円オプションに向かう旅】

というわけで、ドル円は来週15日のオプション期日に向け、

145円を目指す旅に出発しました。

ここで重要なのは、「一気に駆け上がるのか？」「じわじわ登っていくのか？」という点。

ここ、ちょっとした登山に例えましょう。

• 一気に駆け上がるルート＝天気快晴、体力全開の若者パーティ
• じわじわ登るルート＝足腰がちょっと弱った熟年パーティ（でも根性はある）

どちらにせよ、最終的に145円の山頂に到達する可能性は高いですが、途中の動き方が違うわけです。

私たちトレーダーは、ここで無理に先回りせず、

「押し目を待つ」

これが基本中の基本。

押し目という名のベンチを見つけたら、そこで休憩してからまた登る。

そういうイメージです。

【金（ゴールド）も下落中】

さて、ドルが買われると、たいてい金（ゴールド）が売られます。

今回も例外ではなく、ゴールドはじりじりと下落中。

これはもう、「ドルこそ正義」みたいな流れが出来ている証拠ですね。

ゴールドもたまには休ませてあげてください。

連日買われ続けたら、そりゃ疲れますって。

【TradingViewがさらに便利に！】

ちなみに、最近ちょっと嬉しいアップデートがありました。

TradingViewに「イールドカーブ・タブ」実装！

これまでは、米国債だの、ドイツ国債だの、金利曲線をチェックするだけで、

「何枚タブ開かせるねん！」

っていうくらいブラウザがカオスになっていたんですが、

今や、

ポチっと一発で、

米・独・英・日の金利カーブがズラリ！

いやー、これは便利。

朝の情報収集が3分短縮できたので、私はその分、コーヒーをもう一杯飲むことにしました。

【本日の注目：英ポンド】

そして本日、忘れちゃいけないイベントがもう一つ。

イギリスの政策金利発表

これ、なかなか曲者です。

イギリスの中央銀行（BOE）は、「サプライズ芸人」として密かに定評がありまして、

市場予想通りに行くこともあれば、

思いっきり裏切ってくることも。

今回も、

• 現状維持？
• 利下げ示唆？
• いや逆にタカ派発言？
  と、読み合いが繰り広げられています。

特に**ポンドドル（GBP/USD）**は、

このイベント次第でズドンと動く可能性あり。

FOMC明けで気が緩みがちですが、今晩も引き続き、油断せずにいきましょう！

【まとめ：押し目狙いの旅は続く】

というわけで、

今日から来週にかけての作戦は非常にシンプル。

「押し目を待って、買う。」

焦らない。

慌てない。

トランプ発言にも驚かない。笑

これを胸に、じっくりと145円への流れに乗っていきましょう。

いやー、それにしても、FOMC→トランプ砲→BOEと、イベント目白押しで、

この相場、ほんと飽きないですね。

まるで毎週、脚本の違うドラマを見ているようなもの。

トレードは一種のエンターテイメントでもあります。

だからこそ、楽しみながら、でもしっかり利益も狙っていきましょう！

それではまた次回、サバンナの片隅でお会いしましょう。

Good Trade！