短期足のチャートでトレードしている際に起こり得る心理状況と利確損切、往復ビンタの予防について〜値動きに振り回されてるのではなく感情に振り回されてませんか?〜
天元メンタルマネジメント.03
まず何故振り回されるか?
なんですが大体は『値頃感』が原因です。
◯上抜けしたから高値更新、下抜けしたから安値更新に加えてトレンドを期待した高安値更新エントリー
◯直近高値や安値で反転示唆の長いヒゲ等を根拠にしたヒゲ狩りエントリー
◯レンジ想定でチャートを見て高安値から反転確認してからエントリー。
しかし反転はせず再度高安値更新をちらつかされて切らされるレンジ逆張りエントリー
◯上記の流れからレンジブレイクへドテンするもダブルトップや三尊等のプライスアクション形成に振り回される往復ビンタエントリー
等々…
値動きに振り回される際、裁量判断が起因します。
ここで人それぞれの考え方、感情の抱き方に違いが出てきます。
①怖くなる人→ロットを落として許容範囲を広げる
②冷静さを欠いてしまう人→時間足を長期足に切り替えて一度落ち着いて環境認識し直す
③イライラする人→クールダウン用の口座を用意してリハビリトレードを挟む。恐らくイライラする人はロットを上げたり損切分の損失を埋めようと躍起になりやすいです。
感情的な人がそんな簡単にチャートを閉じる事は出来ないと思うので出来ないことをルール化するより戦場を変えてみたり自分が納得する落とし所を見つけておく必要があります。
④トライ&エラーを大義名分にして相場観がズレているのに淡々と続けてトレードをしてしまう人→ロングでもショートでも現在保有しているつもりでチャートを見る。
買い手や売り手の利確、損切りポイントが見えてから仕切り直す。
《重要ポイント》
損切りや往復ビンタ等はトレードしてれば起こり得る事ですし損切り出来てるからこその話です。
問題は『事故防止の為に損切りしてるのにメンタルがやられてしまう』事です。
損切りが悪いのではなく損切りになってしまった原因や理由を克服せずに繰り返してる事の方が悪いです。
そして値動きに振り回されると必ずメンタルがやられたり相場迷子になる人が多いです。
ただしこの解決策や割り切り方、損切りとの上手い付き合い方は人それぞれで性格の違いで答えというより近道は別々です。
敵を知り己をしれば百戦危うからず。
欲という敵もメンタルもどちらも己を知らずして克服ならずです。
メンタルマネジメントとしてはまず損切り時の感情に起伏が起こりやすい場合、入り口と出口は必ず想定しておくとマネジメントしやすいという事です。
それが根拠立ててエントリーして根拠が崩れたら損切りをするというシンプルですが大事な事なんです。
分かってたならメンタルにはきません。
想定外な事や予想を超えてくる、全く予期してなかった事が起きた際に人のメンタルは脆いものです。
引き続きメンタルマネジメントをアウトプットしていきます。
よろしいですか?