日銀政策金利据置・植田総裁利上げに慎重姿勢で、ドル円145円台に急伸。
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【5/1相場概況】
東京時間、日銀金融政策決定会合では、政策金利据え置きを決定(0.50%)。同時に公表した4月の展望レポートでは、経済成長率や物価見通しを前回(1月)から下方修正となった。日銀の早期利上げ観測後退で、ドル円は144円を突破し144.29円まで上昇。植田日銀総裁は記者会見で「米国の関税政策などの影響で、中心的な見通しを巡る不確実性は従来以上に大きくなった」との見解を示した。また、「見通しの実現確度はこれまでほど高くはない」「次の利上げのタイミングは見通し変更の有無などで前後する」などと言及。ドル円は、一時144.74円まで上昇。欧州時間、ドイツ・フランスなど欧州各国がレーバーデーで休場となる中、ドル円は144円台前半で揉みあい。NY時間、日銀金融政策決定会合の結果や植田日銀総裁の記者会見の内容を受け、日銀が追加利上げに慎重との見方が広がり円売り・ドル買いが先行。4月米ISM製造業景況指数が予想上振れとなると、ドル円は一時145.73円と4/10以来の高値を更新。
【5/2相場観】
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