仮想通貨相場分析【4月29日】
暗号通貨
ビットコインは先々週82000ドルまで上昇していましたが、1週間前に急騰し、ここ1週間は上昇と保ちつつ現在94000ドルの水準となっています。
その上昇で200日移動平均線(オレンジの曲線)を上にブレイクし、更に10万ドルが視野に入って来ました。つい数週間前までには悲観的な状況でこのまま景気後退にはいり。。。。
といった感じの印象でしたが、ここに来てビットコインは非常に力強い上昇を見せています。
もちろん他の通貨も上昇はしていますが、やはり底堅さ、上昇からみてビットコインはかなり存在感が高いといえます。
米国の関税政策について中国と建設的なやり取りができており、関税が引き下げられる。このような楽観的な見方のタイミングで上昇しています。
しかしながら関税問題が解決してから上昇するというより、FRBの利下げのタイミングのほうが注視されているようにも個人的に感じています。
いよいよ5月にはイーサリアムのアップグレード、そしてXRP(リップル)の先物上場、アメリカの仮想通貨に関する規制の明確化。価格低迷時にも市場の状況は変わってきています。
◯イーサリアムアップグレードいよいよ来週
イーサリアムのPectraアップグレードは来週リリース予定
ブロブが増えると、ロールアップの容量は 2 倍になります。
バッチトランザクションではトークンの承認は表示されなくなります。
スマートウォレットによるその他のUX改善も併せて実施します。
取引またはゲームセッション中の署名を無効にします。
アプリがスポンサーとなっているガスレス取引。
パスキーのサポートなど。
イーサリアム史上最大のアップグレード、11のEIPを搭載-rip.eth
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いよいよイーサリアムのアップグレードが来週となっています。通常であればアップグレード前にイーサリアムが高騰し、アップグレード後には下落するというのがこれまでの流れですが、現在は価格は落ちているようにも見えます。しかしながらアップグレードについてはこれまでガスレス(手数料無料)導入などこれまで以上に重要なアップグレードになると感じています。
◯コインチェックのXアカウントがハッキング
【お詫びと注意喚起:Xアカウント(coincheckjp)の不正ログインについて】
本日8:00頃より当社Xアカウント(coincheckjp)が第三者に不正ログインをされていることが判明いたしました。
現在行われている不審なツイートは当社が行っているものではございません。
また当社を装ったメッセージや、不審なURLが含まれたダイレクトメッセージが送信されている可能性があります。決して不審なURL等をクリックすることがないようお願い申し上げます。
また、不正ログインはXアカウント(coincheckjp)のみとなっており、当社サービスには影響が確認されていないことも合わせてご報告いたします。
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コインチェックのXのアカウントがハッキングされました。ハッキングのツイートをみると「コインチェックはレジャー社のウォレットと提携したので、接続してください。」というものでした。これは一体どういうことかと考えていましたが、ハードウェアウォレットのレジャーの秘密鍵を入力させ、そこから資産を盗むつもりではと思いました。
コインチェックのアカウントに入った場合、仮想通貨を送金する場合メール認証など複数の認証が必要となるため、ハッカードでも盗むのは簡単ではありません。なので、個人のウォレットと提携したからと嘘の情報をツイートし、秘密鍵を盗むつもりだったのかもしれません。
◯マイクロストラテジーがビットコインを購入。
マイクロストラテジーは、4月21日から4月27日の間に、平均価格92,737ドルで15,355ビットコインを購入(合計14億2,000万ドル相当)
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相変わらず買っていますね。マイクロストラテジーの買いのタイミングをチャート上で確認してみると勉強になると思います。
◯XRP先物がCMEに上場
最大手オプション取引所のCMEは正式に5月19日にリップル先物をローンチすると発表しました。
これは現在申請中であるXRP(リップル)のETF採用の前段階とも言えるものです。
ビットコインやイーサリアムも先物が上昇して、その後ETFが承認される流れとなっています。次のETF申請で可能性が高いのはSOLとXRPではないでしょうか。
またXRPのステーブルコイン、RLUSDがイーサリアムのチェーンにくるなどそのへんの普及も拡大してきています。
◯銀行の仮想通貨サービスが改変
米国のFRBが「米銀行が暗号資産サービスを行うときの事前通知・報告義務」を撤回
これにより、アメリカの民間銀行が暗号資産事業に参入しやすくなり、銀行と暗号資産関連企業の連携強化や、伝統的銀行の新規参入を通じて、暗号資産市場の活性化につながる可能性があります。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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