今日の今日のドル円はどうなる? ドル円は144円に到達 #トレードアイデアラボ
こんにちは、皆さん。トレードアイデアラボの猫飼いです。週末いかがお過ごしでしょうか。
トレード漬けの毎日を送っていると、土日の静けさが逆にソワソワしてしまう——という方もいるかもしれませんね。
…ええ、私のことです(笑)
さて、今週もドル円相場、大きな動きがありましたね。
結果から申し上げましょう。ドル円は、僕らがずっと注目していた「オプションレベルの144円」に、ついにタッチしました。
「先生、本当に来ましたね、あの144円!」と、塾生から次々にLINEが届いたのは金曜の昼過ぎ。
ええ、そりゃそうです。昼から我々も断続的に買いを仕掛けて、しっかり利確して週末を迎えました。
もうね、個人的には一杯やりながらガッツポーズですよ。
何がって?「これが、計画的トレードってもんだろうがああああ!」ってやつです。
■なぜ144円にこだわったのか?
皆さんにお伝えしていたように、144円というのはオプション市場でかなり意識されていたレベルでした。
「オプションなんて難しくてわかんないっすよ」という声、たまに聞きますが、ここは一つ例え話でいきましょう。
たとえば、温泉旅館の予約で「15時チェックインでお願いします」と言われていても、13時からロビーでソワソワしてるおじさん、いますよね?
あれがマーケットなんです。
つまり、144円っていうのは「みんなが待ってたチェックイン時間」。
その手前の143円台では何度も跳ね返されてたけど、「もう待ちきれない!ええい、入っちゃえ!」みたいな買いが入って、突破する。
この“待ち構えてた感”が、相場では非常に重要です。
■昼から断続的に買い仕掛け?
「先生、なんで“昼から”だったんですか?もっと早く入ってもよかったんじゃ?」という質問もありました。
これ、トレーダーの性格診断にも使える質問なんですが(笑)、
早すぎるエントリーって、意外と消耗戦になることが多いんですよ。
朝から突っ込んでエントリーして、逆行されて「うわああああ」って叫びながら損切りしたり耐えたりする人、多いです。
でも我々は、“流れが見えた瞬間に波に乗る”というスタイル。
ちょうど金曜の昼、144円に向けて買い圧力が強まったタイミングがありました。
その瞬間、「はい、これ来た。追い風吹いた」と。
昼メシにとんかつ食ってる場合じゃない。いや、食べてましたけど(笑)
そこからは、一発勝負ではなく「断続的な買い仕掛け」。
なぜ断続的か?それは、リスクを分散しながら機を見て利確ポイントをズラす戦術です。
ここでまた一つ、トレードの鉄則。
「勝とうとするな、勝ち続けようとせよ。」
一回当てることに全力を注ぐと、たいてい燃え尽きて次でやられます。
でも、小さく何回も勝つ癖をつけると、マーケットの流れに乗ってる実感が得られるんです。
■赤澤・トランプ会談の行方は?
さて、ここでもう一つ材料として注目されていたのが、赤澤財務官とトランプ陣営の接触です。
正直、この話が出たときには一部の投資家がビクビクしてましたよね。
「為替に口出ししてくるんじゃないか?」「介入警戒じゃないの?」と。
でも蓋を開けてみれば、為替レートについて特段の要求はなし。拍子抜けでした。
僕は最初から「今回の会談は“演出”だよ」って言ってました。
どういうことかというと、アメリカも日本も、自国の経済政策を“外交交渉という舞台”で演出しているだけ。
実際の中身は、「あ、そう、最近円安進んでるよね」くらいの世間話レベルだったと思います。
まさに、“政治ショー”と呼ばれる所以ですね。
でも、こういうイベントで“何も起こらなかった”っていうのも立派な相場材料なんです。
つまり、「懸念材料が消えた=買い安心感が出る」というわけ。
■次の焦点は「日銀の金融政策発表」
で、じゃあ来週は何に注目すればいいのか?
はい、ズバリ「日銀の政策会合」です。
これ、めちゃくちゃ重要です。
何がって、今の日本の金融政策、誰が見ても“詰んでる”のに、それをどう演出するかが見どころ。
・利上げ?できるわけない
・円買い介入?一時的な焼け石に水
・物価高?庶民の生活が限界
…いや、笑えない話なんですが、笑うしかないんです。
でも、これが逆にチャンスでもある。
マーケットって「理屈よりもサプライズ」に反応します。
たとえば、「まさかここで利上げ?」みたいな噂が出ると、それだけでドル円は大きく動きます。
この“期待と失望のギャップ”を読むのが、トレーダーの醍醐味。
■まとめ:この週末にやっておくべきこと
さて、ここまでをまとめましょう。
- ドル円144円到達は「計画通り」
- 我々は断続的に買いを仕掛け、すべて利確
- 赤澤・トランプ会談は無風→安心材料に
- 来週の注目は日銀の金融政策発表
- サプライズに備えてシナリオを複数用意するべし!
週末こそ、“トレードの反省と戦略の見直し”をする絶好の時間です。
ビール片手にチャートを見るもよし。ノート片手にエントリー記録を見返すもよし。
そして、トレーダーにとって一番の武器は「次に備える準備力」です。
来週も勝ちにいきましょう。
では、良い週末を。
Is it OK?