3/30今週の戦略 ドル円トレーダーが押さえておくべき2つのこと
FX
おはようございます
期末・月末・週末のトリプル末トレードはいかがでしたか?
週末の米国経済指標によってドル円は大きく売られました
米国株が売られ、資金が債券に向かう中、債権価格が上昇
金利が低下、ドルが売られる結果となりました
これは金利低下による米国債の有利な借り換えを狙う
トランプ政権の思惑通りとなっています
米国債と日本国債の利回り差とドル円価格です
相関関係がある中、更にドル円が下落する可能性があります
ドル円トレーダーとして今、頭の中にあるのは
「マールアラーゴ合意」と「投機筋の円買いポジション」です
「マールアラーゴ合意」に関してはその内容に沿った
トランプ大統領の発言がなされており
近い将来、米国債の最大保有国の日本に対して
低金利の100年国債を買わせて
実質踏み倒しにするのでは?
その為、「ロシア怖いだろ~・中国怖いだろ~
デモ、国債買わないと守ってやらないぞ」
なんてことが水面下で行われるのではないか?
最近のトランプ大統の日米安保条約に関する発言から
そんな妄想をしています
いずれにして米国債の金利を下げたいトランプ政権と
それによる円高を見越した投機筋が大量の円買いポジションをもっているわけです
でも、それが長引くとマイナススワップに耐えきれない投機筋が
ドルを買い戻す動きが出てくることも想定されます
建て玉が減っているのは
今日明日の話ではないですがドルの買い戻しが一部行われたようです
今年前半の動きとして、今はどちらの動きが優位なのかを意識しておく必要があります
目次
チャート分析
ドル円「週足です
まだ上昇トレンド内ですが
過去に年間ピボットラインで2回止まって上昇していることもあり
したの年間ピボットラインS1まで来ることも想定します
今は20MAの151.717付近で抑えられそうですが
投機筋の巻き戻しが行われれば152.937付近まで上昇することも想定できます
日足です
直近下落のフィボ0.382戻しを達成後の下落で20MAで止まっています
4時間足です
下落していますが直近上昇の半値押しを達成後、小さく反発
まだ、上昇チャネル内です
この上昇ラインをブレイクすると更に下落することに
1時間足です
GMMAの状況から短期で戻り売りを狙う局面と観ています
下落トレンド発生後のファーストタッチを狙います
15分足です
すぐ上に青いラインの壁を感じます
日経先物が大幅下落していますので
週明け窓開け下落で始まりそうですが
窓を埋めて上昇すれば
オレンジのラインの動きをイメージしています
東京都区部CPIが予想を上回る
東京都区部CPIが2.4%と
予想2.2%を上回り、少し円高方向の
動きも見られましたが、基本的には月末
そして4月2日の相互関税発表を控え
静かな動きでしたが
米国PCEと消費者マインド指数(確報値)低下をきっかけとして
円高方向に動きました
【米】 個人消費支出(PCEデフレーター) 前年同月比(2月)[2.5%]
予想: 2.5%
結果: 2.5%
【米】 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) 前月比(2月)[0.3%]
予想: 0.3%
結果: 0.4%
【米】 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) 前年同月比(2月)[2.6%]
予想: 2.7%
結果: 2.8%
3月のミシガン大消費者マインド指数57、予想57.9-前月は64.7
これまで日本経済のみを見て日銀は
政策を決めていればよかったのですが
想定以上に大きな関税が自動車の
対米輸出に課され、その上相互関税まで
課されるとなると、日銀の景気判断も
変化させざるを得ない状況です
貿易戦争が世界経済を大きく押し下げる
状況が迫っているとすれば、日銀は
動けない。FOMCの利下げも遅れるようだと
トランプ政権の思惑とは逆にドル円は
一転、押し目買いが優位な
マーケットになる可能性もあります
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