損切りを受け入れるためには
損切りを受け入れるために、一番大事なことは、考え方かもしれません。
当て屋、予想屋だと、「損切りは予想は外れた、間違い失敗トレードという認識」になるので、受け入れにくくなることになります。
※【当て屋】相場は、予測して取るものだ、と考える一派、別名【予想屋】
逆に、当て屋ではない考え方が出来ていれば、「損切りは予想が外れた、間違い失敗トレードという認識になりません」ので、受け入れやすくなります。
損切りを受け入れやすい正しい考え方は、
「ルール通りのトレードが出来ていれば、結果は損切りでも利確でも、正しい取引が出来た、成功トレード」という認識になります。
当て屋の考え方からしたら、この考え方は意味がわからず、受け入れることは出来ないでしょう。
●これからどう動くか予想 ●次にチャートを開いた時に答え合わせ ●何故予想と違ったか? これを毎日の習慣にしましょう ってのは、とんでもない間違いです 毎日予想の練習?訓練? 何十年続けても、予想が当てられるようになることはありません 『未来はまだ起きていないわけで、それをどうやって予想するんだい?』 『世界で誰も当てられないクイズ』 さらに、「お金を賭けないと真剣に予想できないから」と言って、予想してリアルトレードをやる これを検証という人もいる 確実にお金が無くなって行く行動です
【当て屋】 相場は、予測して取るものだ、と考える一派 別名【予想屋】 初心者の全ては一旦この会派に所属することになる 彼らは、情報、テクニカル、ファンダメンタルなど、全ての相場情報を、相場を予測するために存在する、と考えている 相場で儲けること=相場の予測が当たったからだ という強い哲学を持っている 彼らは、相場を当てることを目標にしているが、「相場が実際に当てられるかどうか」という疑問を持ったことはない人たちも多い 相場を当てることを目指すのは、当然のことである、という信条に疑問を持たない これは、予測が偶然に当たったのか、それとも必然的に当たったのかの区別が非常につきづらいことからきている 当て屋には、相場歴30年、40年という大御所も多い 一生ここで終わる人がほとんどである
【ニュートレーダー×リッチトレーダー スティーヴ・バーンズ著】 新人トレーダー 「僕には未だに、値動きを予想しないトレーダーがどうやってお金を儲けるのか、 うまいこと自分で説明できないんです。 予想するのが唯一儲かる方法ではないんですか?」 金持ちトレーダー 「まず最初に言わなければならないが、それは不可能だよ。 未来はまだ起きていないわけで、それをどうやって予想するんだい?」
【100億円稼いだテスタ氏】 例えば、この先の日経平均どうなると思いますか?とか よく聞かれるんですけど、僕は答えないという答えを出してる それは読みようがないし、読むと勝てないんですよ そもそも読めないものを読もうしてポジション取ることが、勝ちから遠ざかる行為なんですね なので、あの質問自体おかしいし、答えるべきじゃない というのが僕の答え 世界で一人も当てられないでしょう? つまり当たったところで、ただの偶然の予想なんかを参考に投資することは 勝つためにはマイナスな要素でしかないのですよ 読むこと自体が意味ないんですよ 世界で誰も当てられないクイズ
【伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術 カーティス・フェイス著】 わたしの親しい友人たちは、わたしがタートルとして成功したことを知ると、市場の今後の値動きがどうなるのか、ことあるごとにわたしに聞きに来た。 名高いトレーダー集団の一員で、何百万ドルも稼いだからには、相場の先行きを読む力が備わっているに違いないと思ったのだ。 わたしの標準的な答え「さっぱりわからない」に、友人たちはさぞや面を食らったことだろう。 事実、わたしにはさっぱりわからなかった。 市場を予測する自分の能力に、わたしはまったく自信が持てなかった。 それどころか、市場の先行きを読むことを、わたしは意図的に避けていた。
よろしいですか?