ファンダメンタルズとテクニカルから読み解く相場分析
まずは筆者がどのように相場、トレードと向き合っているのかを簡単に書いていこうと思います。
筆者のトレードスタイルは基本数時間~数日保有とその時の値動きに合わせてするトレードが多く、ファンダメンタル、テクニカル両方ハマった強い根拠がある時は数週間~1か月超えのスイングトレードを行っています。秒スキャみたいな超短期のトレードは苦手なのと施工回数を増やさなければならずかなりの集中力と瞬発力が必要なのでかなりの労力がかかるため行っていないです。
ファンダメンタルズ分析を駆使して大局を確認し大きく狙えるとこは狙ってテクニカル分析を使って抜いていくって感じです。
分析方法
相場の大きな方向性ををファンダメンタルズ分析で確認しつつテクニカル分析をするのですが、基本的にファンダメンタルズは一概には言えませんが金融政策、財政政策、国策、地政学など市場のその時のテーマを読み取り分析していきます!
テクニカル分析で見ているものは主にローソク足のプライスアクション、水平線やトレンドライン、チャートパターンなどを複合的に分析しポジション取る方向やエントリーするタイミングを見ています!
よくポジション持って握力を出して伸びた後建値に帰ってきてしまうこととかあると思うのですが、ファンダを絡めて考慮することで握っていいポジションなのかを判断します。
なので基本そこまで頻繁にポジションを取れないので普段はデイの値幅を取っていきつつ値幅を抜ける時はがっつり握っていくというトレードに落ち着きました。
大きな値動きはファンダメンタルによっておこるためテクニカル分析では説明できないことが必ず起こります。値動きにも必ず意味があり紐解いていくことができます。
割りと初心者の方なんかはとっつきやすいテクニカル分析から入ると思うのですがファンダメンタルの重要性を知ってほしいなと感じています。もちろん両方ものすごく大事なので、なので偏ってしまうのはもったいないと筆者は思います。
テクニカルでは根拠がしっかりあって自信があっても損切にあうこともあると思います。ではなぜ損切になったのか、レバレッジのかけすぎや超短期トレードは例外なのでこの場では言及しませんが、筆者が過去テクニカルのみでトレードしていて損切にあった事象は大体がファンダメンタルに逆張りしていたことが大きな要因でした。そのためテクニカル・ファンダメンタル両方面から分析し優位性を高めてトレードしていくことの重要性に気づかされた次第です。もちろんだからと言って100%勝てるわけではありませんが少なからず優位性のない無駄なトレードを回避することにはなります。勝つことも大事ですが負けないことも大事だと思っています。
大口のトレーダーやヘッジファンドなどは必ずファンダメンタルを確認しています。10%の人しか生き残れない世界で長期にわたって勝ち続けていくために重要なことは必ず押さえなければ生き残れないと筆者は個人的に思います。
分析銘柄について
分析銘柄は、例えば金利とゴールドの逆相関や、株価指数が上がれば通貨が下がるなどの相関など色々な市場の銘柄を分析していった方が相場の流れが見えてくるので、通貨ペアだけなどと絞らない方がよいという考えからいろいろな市場の銘柄をトレードします。
トレードしている銘柄は為替、商品、株価指数です。
あとはVIXなどの指数、通貨インデックス、金利(債権)などを必要に応じて分析しています。
かなり多く感じるかと思いますが、常時すべて監視している訳ではなくてその時の相場に合わせて妙味がある銘柄に絞って分析しているため負担には感じないです。
例えばクロス円はボラがなかったり方向感がないから見なくていいなとか、株価指数の値動き・方向性がわかりやすいから焦点置いて監視しようとかそういう風に考えています。
ここで拒絶反応が出てしまう人もいるかと思いますが最低これくらいはしないと勝ち続けられないと個人的には思います。各市場は相互に関係しているためゴールドチャートだけとかドル円チャートだけとかでトレードをしていくことは正直言って難しいです(スキャルピングは別ですが)。
トレードスタイル
筆者のトレードスタイルはデイトレ~スイングトレードとなります。そのためハイレバレッジのトレードではなく維持率高めのトレードとなります。筆者の所感では1トレードに重きを置くようなトレードをしてしまうとメンタルがブレるのでこのスタイルに落ち着きました。リスクリワードは1:1~5あたりに落ち着くことが多いです。
ファンダメンタルズで追っている国は、米国・日本・ユーロ圏・英国・豪州・ニュージーランド・中国・カナダ・スイスです。メインは前半4カ国ですが、わかりやすい状況の時は豪州やカナダなどの通貨ペアも触ったりします(豪州やニュージーランドは情報が手に入れにくいなどもある)。
テクニカル分析では月足~15分足を主に分析します。使用するテクニカルは水平・チャネル・トレンドライン、移動平均線(10、20、50、100、200SMA、日足以上だけ5SMAを表示)、フィボナッチ(リトレースメント、エクスパンション)です。
まとめ
トレードへの向き合い方や考え方をざっと書いてみました。人は複雑なものを見ると嫌ってしまうことが多いです。しかし筆者は何事もチャレンジしてみないと見えてこないものがあると思います。
ファンダメンタルズ分析は確かに難しいと筆者は思います。でも間違いなく知っているのと知らないのでは大きく相場の見え方が違って、食わず嫌いでファンダメンタルズ分析をあきらめてしまうのはもったいないと個人的には思います。ここの記事を読んでくださっている方のほとんどはもうすでにテクニカル分析はある程度できていると思います。なのでテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析どちらの知識も付けることで間違いなくプラスになると筆者は思います。
なのでファンダメンタル・テクニカル両方向から優位性の高い相場分析を執筆していけたらなと思います。興味を持ってくれた方はこれからお付き合いしていただけたら嬉しく思います。
※当記事は、投資助言業務や投資勧誘を行うものではなく情報提供を目的としたものです。ただし、掲載されているすべての情報は、確実性、有益性などを保証するものではありません。よって、購入者にいかなる損失が生じた場合であっても、記事作成者が責任を負うものではありません。上記をご理解頂いた上、あくまで自己責任において当記事の情報をご利用ください。
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