バックテスト期間をチェックしよう

ゲコーです。

自動売買システム（EA)を選ぶためには何をもって評価するのか？

その答えはバックテストとフォワード計測にあると私は考えています。

特にEAの基本的な性能はバックテストに集約されているといっても過言ではありません。

そもそもの話、EAは（少なくとも私の開発過程では）、過去の相場データを基にしたバックテストを繰り返し、試行錯誤の結果完成されていくものです。

であるならば、バックテストはEAの基本性能を表しているはずです。

と、いうことで、ここからの連載はバックテストデータの読み方について大まかに解説しようと思います。

まずはバックテストの期間

バックテストの期間はどのくらいなのかをまずはチェックしてみてください。

期間によってどのくらいの差が出るのか画像で解説しますね。

まずはこちらのバックテスト画像。

そこそこの右肩上がりの収益グラフになっていますね。

次にこちらのバックテスト画像をご覧ください。

収益グラフがガタガタに崩れていますよね。

じつはこのふたつのバックテスト画像、同じEAのものなんです。

ただ、テスト期間のみが違うんです。

前者は、2007年から2010年

後者は、2011年から2021年

期間が違うだけで収益状態がこのように大きく変わることはよくあります。

なのである程度の期間でのバックテストが提示されているかは大切なチェック項目ですよ。

ちなみにゴゴジャンさんのEA出品時のバックテスト基準は以下の通りになっています。

https://www.gogojungle.co.jp/post/1/16084#mozTocId848110
より引用