8月17日(金曜日)の注目点と戦略!
8/17(金曜日)
07:30 NZD 四半期PPI
08:30 AUD ロウRBA総裁発言(半期に1度の議会証言)
16:30 AUD エリスRBA総裁補佐発言
18:00 EUR CPI(消費者物価指数)
21:30 CAD CPI(消費者物価指数)
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
8/18(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
◎今日の注目点
最大の注目点はカナダCPI(消費者物価指数)です。
最近の経済指標の中では、カナダCPI(消費者物価指数)が大きく動く指標です。
先月はあまり動かなかった方ですが、それでも以下のように動きます。
また、CPIの水準も2%を超えてきていますので、利上げ時期もかなり近くなってきています。
指標トレードとしては、とても期待しています。
また、RBA要人発言は要注目です。
オーストラリアは中国と結びつきが高く、最近の米中貿易戦争の影響でAUDは下落が続いています。
議会証言なので、要注目です。
その他では、S&P社によるトルコ・ソブリン格付け見直しが予定されています。
トルコ関連は落ち着きを取り戻したように見えますが、まだまだ荒れる可能性を秘めています。
今週も大きく窓を開けてスタートだったので、週末次第では来週も大きく窓を開けることも想定されます。
ポジション調整、リスク管理はしっかりとしたいと思います。
トルコについては以下にまとめていますので、参考にご覧ください。
続・トルコショックまとめ。トルコだけの問題では済まないトルコ問題!!
中国人民元も気を付けたいと思います。
昨日の中国商務省発言で、米中の貿易交渉再開との事。
貿易交渉再開自体はポジティブ要因。
リスク緩和に働きました。
ただ、人民元安が進むと貿易交渉の足かせになることも考えると、人民元は注視しておきたいと思います。
昨日の一部報道で「中国人民銀、公開市場操作を20営業日ぶりに再開」
人民元が大きく買い戻されましたが、一時1年半ぶりの安値更新しました。
◎保有中のポジションと本日の戦略
EUR/USDのShortは、追加ポジションを利確。
コアポジションはホールド中です。
EUR/USD ”1.1450” にストップを置いておきます。
16日より英・欧Brexit交渉再開しています。
Brexit交渉の進展について発言が出る可能性があります。
また、英国の政治は週末に動くこともあるので要注意です。
ポンドは下落基調に見えますが、白紙離脱(交渉決裂)を織り込んでいる状況です。
ただ、ポジティブな材料が出ると大きく買い戻される可能性もあります。
ポンドについては、丁半博打の様な状況です。
長期保有は避けて、発言内容等に応じて短く追いかけていきたいと思います。
ドル円は、レンジ相場が続きます。
上値重く、底堅い状況となっています。
また、本日は米国重要指標もないことから、動きにくい相場となりそうです。
トルコや米中貿易戦争がなければ、夏枯れ相場といってもいい閑散とした相場です。
このような相場の時は、ちょっとしたポジションの傾きで大きく動いてしまうことも多いです。
基本、休みだと思い、分かりやすいところ以外は手を出さない。
もったいない損失は出さないようにしたいと思います。
利益を出すのと同じくらい、損失を減らすことも大事だと考え、今日は損失を減らすことを考える日だと考えます。
◎昨日の要人発言
グアハルド・メキシコ経済相
「米国と北米自由貿易協定(NAFTA)合意、今月中を目指した
中国商務省
「中国商務次官が貿易交渉で8月後半に訪米する」
国際通貨基金(IMF)報道官
「IMFはトルコ当局から金融支援要請検討の表明を一切受けてい
ロシア大統領府
「9月初旬にロシアとトルコ、イランの3カ国首脳会談を行う予定
クドロー国家経済会議(NEC)委員長
「欧州との貿易協議において著しい進展が見られる」
「中国の代表団が協議のため米国に来ている」
「メキシコとの通商協議は進展している」
「ドルの安定は信頼の証」
「トランプ米大統領は貿易面でトルコに不満」
「米牧師の拘束と鉄鋼関税は関係ない」
「強いドルは米経済の自信のあらわれ」
アルバイラク・トルコ財務相
「資本統制は検討課題にはならない」
仏大統領府
「マクロン仏大統領とエルドアン・トルコ大統領はトルコ経済、金
「マクロン仏大統領はエルドアン・トルコ大統領にトルコ支援を約
ムニューシン米財務長官
「牧師が釈放されなければ追加制裁を準備する」
トランプ米大統領
「中国はわれわれが容認できる取引を提案できないだろう」
トルコ・チャウショール外務相
「トルコと米国は問題を解決できる」
「米国は真の友がだれか知らない」








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