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mao_fx
2023/03/19 12:01
公開: 2023/03/19 12:01
更新: 2023/03/18 14:58
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「8CP見える化インジケータ」の活用
「8CP見える化インジケータ」を実際にどのように使っていくのかをご紹介します。

「見える化インジケータ」の活用(その86)

FX

「見える化インジケータ」の活用(その86)

【特別編】「Trend Line EX」の使い方(その2)

 

 「Trend Line EX」をどう使っていくかについての【特別編】として、「見える化インジケータ」シリーズ活用の一環としてご紹介します。前回の続きになります。

 

1.    短期時間足に「Trend Line EX」を適用

<事例1>USDJPY 1分足 (MT4を\100ATMに?!)

分割エントリーエントリー機能が付与されたので、1分足スキャルピング等の短い時間足トレードに対して「Trend Line EX」が使えるようになりました。

 


 上の図は、ロット数0.01、利確金額\100を指定して、分割エントリーさせた実際のトレードです。チャートは、USDJPYの1分足です。[MA20Entry]を有効にしておくと、ローソク足がMA20を上抜けした時に、分割エントリーの買いが実行されます。確定利幅を金額で指定しておいたので、ピッタリ\100の利益になりました。\100では、物足りないという方は、ロット数を10倍、100倍に増やしてください。100倍にすれば、\10,000の利益になります。39分で1万円の利益ならどうでしょうか。

 

<事例2>USDJPY 1分足

ロット数を10倍にした事例です。利益金額指定も10倍の\1,000にしました。

USDJPY1分足でトレードを行いました。

 


これも、2回の分割エントリーです。42分で\1,080の利益が得られました。

 

 

「短時間でガンガン稼ぎたい。」というのは、多くの方の夢と願望です。しかし、ここに落とし穴があります。もしも、逆行したらどうなっていたでしょうか。儲けの前に、損失になることがある事を必ず想定してみてください。

実は、上の事例では、長期時間足でのマルチタイムフレーム分析を行ってから、短期足での買いを決めているのです。

移動平均線の方向や位置を確認してみましょう。事例2では、MA200が右肩上がりで、MA20がMA200より上にあり、ダウ理論等の上昇トレンド条件を満たしています。トレンドがあってこそのトレンドフォローなのです。

 

 

 

<事例3>USDJPY 1分足

事例1,事例2に続いて、1分足でUSDJPYの買いを継続してみました。ロットと利益金額の指定は、事例2と同じでロット数0.01、利益金額\1,000です。

 

 

 


最初に買った時点では、移動平均線EMA200は上向きでしたが、途中から下向きに変わりました。レートも大きく下げてきました。そこで、方式を■Pyramidに変更、分割数指定も9に変更して早めの利確を狙いました。結果は6分割エントリーで、所定の利益が得られましたが、最大ドローダウンの記録をみると-\7,650になっています。\1,000得るのに、ドローダウンが-\7,650ですから、条件としては良くないです。EMA200が下を向いてきたので、これ以降のトレードを止めることにします。止めることもトレードには重要なことです。


 今回は、「Trend Line EX」の分割エントリーについて、テスト的に運用してみました。合計で\2,280の利益が得られて、勝率100%の結果となりました。


 

<事例4>NZDJPY 5分足、途中裁量で増玉

 2023年3月16日午後のトレードです。木曜日の日本時間13:30頃の「28通貨ペアBest Selectインジケータ」の画面コピーです。



どの通貨ペアも、トレンドが殆ど出ていません。敢えて選ぶなら一番上の行の [NZDJPY]の売り一択ということになります。一応、どの時間足においても数字がマイナスで、Total数値が-4234.09と他の通貨ペアに比べて絶対値が大きいからです。

ただ、[M5]、[M15]などの短い時間足で、数字が小さいので、下降トレンドといっても弱い状態になっています。

NZDJPYを売りでトレードするが、利益が少しでもでたら「勝ち逃げ」するというデイトレにおけるトレード戦略を立てます。


 NZDJPYの5分足チャートに、「Trend Line EX」を入れて、トレードを開始します。ロット数はAutoで、分割エントリー数は4を指定しました。エントリー用にトレンドライン(TLE)をセットしておきます。

 

最初にトレンドライン下抜けで自動エントリーしました。①

その後、なかなかレートは下がってきません。やはり弱い下降トレンド状態にあるようです。上髭をつけた後、レートが少し下がった所で、裁量による増し玉を行いました。②

「Trend Line EX」は、半自動EAなので、EAが走っている時でも、手動による増し玉ができます。自動/手動のハイブリッドトレードができるEAでもあるのです。

MA20割れにより、自動で3本目のポジションが建てられました。③

その後、指定した利益額で、自動決済されました。④

 

 もともと「少額で勝ち逃げ」を想定していましたので、これで良いものとします。もしも、ポジション保有時間が長くなるようであれば、強制決済することも考えに入れていました。NZDJPYで利益が出ていなければ、早目に打ち切って、他のトレンドが出ている通貨ペアに乗り換える方が、資金を有効活用できるからです。

 

ここまでで、通算利益が\3,309になりました。(勝率100%)

 

 

<事例5> NZDUSD 5分足

例によって、「28通貨ペアBest Selectインジケータ」を参照します。

 

 

[Total]で降順に並び替えています。数値的には、トレンドとして強くないですが、一番上の行のNZDUSDの[M5]~[H1]が青色系の表示になっているので、短い時間足で上昇トレンドになっていることを示しています。28通貨ペアの中で、トレードするのであれば、「NZDUSDの買い」になります。

 

 

 

上の図は、実際のトレード結果です。トレンドライン越えエントリーに加え、裁量で増し玉し、MA20越えエントリーにより、Pyramidモードで自動買い増しを行いました。チャートは上昇トレンドの途中にあり、MA20がMA200より上に位置していて、移動平均線の傾きが右肩上がりなので、自動で次々と増し玉されました。得られた利益は\5,544です。

ここまでで、通算利益が\8,853になりました。(勝率100%)

 

 

短い時間足でトレンドが発生しているタイミングで、「Trend Line EX」を分割エントリーモードで使用し、欲張らすに早目の利確に徹すれば、かなり高い勝率で利益が得られることが分かりました。

 

もともと「Trend Line EX」は、日足などの長い時間足で、大きめの利幅を狙うつもりで開発した半自動EAですが、分割エントリーを使用することで、1分足などの短い時間足でも、十分対応できることが示されたと思います。

 

 

 

 

2.    終わりに

 「Trend Line EX」は、ユーザーのご意見、ご要望に応えて、絶えずバージョンアップを続けている「進化するEA」です。現在、Ver5.00となり、「分割エントリー機能」や「タッチ逆張り機能」が新たに実装されました。日足トレードから、1分足のスキャルピングトレードまで、広い応用範囲に適用できるEAであるとともに、ユーザーの皆様方からの、喜びの声を共有できるEAになれることを期待しています。

 

 

※「Trend Line EX」



https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257

 

 

 

「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。

          

           MT4版            https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150

 

           MT5版            https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159

 

 

 

【私の出品中の商品】

https://www.gogojungle.co.jp/users/140198/products

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 投資経験十数年以上です。  今までに作成したEAやインジケータは、数え切れないほどあり、斬新なアイデアやロジックがあれば、どんなEAやインジケータでも、自由に作ることが出来るようになりました。MT4,MT5(今勉強中です..)のどちらも対応が可能です。  投資で結果を出すには、勝率は関係ありません。勝率が低くても、リスクリワード比が高ければ、結果として資産は増えていきます。長期目線でいかに資産を増やすということが最も重要です。手法としてスキャルピングはお勧めしません。長期時間足に基づいたスイングトレードが、資産を増やすのに最も適していると思います。  頭の中には沢山のアイデアがあるのですが、実際の形にする作業が追い付かない状態です。EAやインジケータで、良いものが出来上がったら、これからもGogoJungleに出品していくつもりです。
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