クランテックの相場分析 2023.1.4
FX
2023年1月4日
【先週の市場動向】
29日に米国指標「前週分失業保険継続受給者数」の結果が予想を上回ったことを受けて利上げペース減速期待が再び高まり、株(米主要3指数)は上昇、ドルは下げた。
とはいえ、先週は年末の薄商いの中、為替、株式市場ともに動意に欠ける動きでそれほど大きな動きにはならなかった。
【今週の市場予測】
今週は米国の重要指標が、4日に12月ISM製造業景況指数、FOMC議事要旨の発表。5日にはADP雇用統計、前週分失業保険継続受給者数及び申請件数の発表。6日は12月失業率、12月平均時給、更に12月非製造業景況指数の発表と立て続けに発表される。
他にも6日はEUの12月消費者物価指数の発表もあり、今週は新年早々市場が大きく動く可能性がある。
為替市場に関しては昨年の日銀によるサプライズ(長期金利の変動幅拡大)以降、クロス円の主要通貨ペアといえるドル円、ユーロ円、ポンド円、オージー円は大きく下げて、現時点でも上値が重い相場が続いている。
やはり暫くはクロス円のショート戦略が良さそうだ。特に、先週の相場分析で触れたとおりクロス円の中でもポンド円をメインにショートで挑みたい。
株式市場については米株(主要3指数)も上値が重く、ショート目線ではあるが、こちらも日銀のサプライズ以降は日経平均株価の下げが目立っている。この影響はまだ続くと見ており、暫く日経平均のショートがねらい目だろう。
※この記事は投資判断を促すものではございません。実際の最終的な投資判断はご自身で行ってください。この記事により生じる損害について一切の責任を負いません。
×![]()
Is it OK?