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Kecofin
2022/09/04 17:12
公開: 2022/09/04 17:12
更新: 2022/09/04 17:12
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Kecofinの投資情報
投資判断のためのファンダメンタルズ情報を提供します。 全ての投資判断のベースとなる米国経済に特に注力していますが、経済、FX、株式、金利など幅広い分野を対象としています。 どの分野で投資活動をするにしても、幅広い情報を持つことで理解が高まります。 私のモットーは「百聞は一見に如かず」と「困難は分割せよ」です。 前者では、「情報をグラフで見ること」。文章はできるだけ短く、簡潔にしています。 後者では、ボリュームのある長いレポートより、短いレポートを多数出すことにしています。そのほうがクィックリー・タイムリーに出せるし、読むのも楽だからです。 また、有料であるからには、他では見られない分析情報も提供します。 資産運用会社で、チーフストラテジストとして投資判断に利用してきた分析手法をそのまま提供します。勤務していたときは外部に出すことのなかった分析情報を、今は制限はありませんから。 なお、相場以外については、別blog、twitterでつぶやいています。 https://kecofin.blog.jp/ https://twitter.com/kecofin
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FX必須情報2 為替相場と金利差 傾向は変わらないが一服

FX

二つの比較的重要な指標(8月ISM製造業指数、8月雇用統計)の発表が終わった。
9月8日には、ケイトー研究所でパウエル議長の討論があるが、もちろん重要な話はでないだろう。次の注目は9月13日のCPIの発表である。前回(8月10日)は、少なからずサプライズがあったが、次回はどうなるだろう。短期的には次のFOMCでの利上げ幅に影響するかもしれないが、中長期(1か月以上)で見れば、FRBの金融政策の方向は変わらないだろう。

<先週のレビュー>
・ドル/円:


前回のレポートで『2年金利差はドル/円が139円が妥当水準であることを示唆している。ドルロングポジション継続。』方針とし、その通り実行。大きなゲインとなった。

・ユーロ/ドル:『トレンドはユーロ安。ただし、ユーロ/ドルと独米金利差の関係がおかしいので、ポジションを取るのは見送る。』という方針通りに何もしなかった。ユーロは大きく動かなかった。
・ポンド/ドル:『トレンドはポンド安。ただし、ポンド/ドルと英米金利差の関係がおかしいので、ポジションを取るのは見送る。』という方針通りに何もしなかった。ポンド安になったが、ポジションを取っていない。
・豪ドル/ドル:『トレンドは豪ドル安。MACDがマイナスなので、ショート継続。』という方針通り実行。やや豪ドル安で、わずかなゲイン。

なお、前回も書いたが、自信のない時は無理にポジションをとらない。
今は、ユーロもポンドもポジションを取っていないが、ドルだけでも十分な利益が出ている。4週間ほど前までは数週間、全くポジションを取っていなかった。

運用会社に勤務しているときは、基本、個別株投資は禁止(手続きを踏めば、短期投資でなければ投資可能)、投信はOK。FXや指数先物は禁止されていなかったような気がするが、とにかく、日中も絶えず相場を見ていなければならないような投資、レバレッジがかかった投資は控えるようにとの了解があった。その意味でFXや先物は微妙だ。
なので、私は、中長期で行ける、トレンドが見極められると思ったときだけ、FXなどをやっていた。投信はもともとそういう商品だ。
その習慣が今も残っているし、それが私のスタイルだ。


本題に入る。為替相場と金利差の関係、今後の展開についてだ。

為替相場と金利差の関係は、為替相場を見ている人には必須の基本情報。

相場は需給で決まるが、為替相場の需給を動かす大きな要素の一つは金利差。
為替相場と金利差の関係はFXにとって最も重要で基本である。
常にその状況を把握する必要がある。
その関係は恒久的なものではない。しばしば形を変える。
定期的に、その関係の情報をフォローしている。

以下、定例のグラフ(ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、ユーロ/円とそれぞれの金利差との相関)を掲載する。
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#fx #金利差 #為替 #ドル円
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市場エコノミスト ー 元外株ファンドマネージャー、チーフストラテジスト(アセットアロケーション)などー 東京大学農学部農業経済学科卒業。生命保険会社・資産運用会社で公的年金・企業年金・投資信託運用に携わるなど40年近く市場と関わってきた。国内外の経済や株式・為替・債券、国際商品などのマーケット動向に通じる。 なお、相場以外については、別blog、twitterでつぶやいている。
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