金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1960号/加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 012-02323GogoJungleトップへ
icon 一覧
GogoJungleへ
記事作成

マイページを見る
ログアウト
あとで読む0
お気に入り0
購入済み0
記事作成
GogoJungleトップGogoJungleトップ
カート
お知らせ
ご利用ガイド
Kecofin
2022/08/21 15:26
公開: 2022/08/21 15:26
更新: 2022/08/21 20:38
icon
連載
Kecofinの投資情報
投資判断のためのファンダメンタルズ情報を提供します。 全ての投資判断のベースとなる米国経済に特に注力していますが、経済、FX、株式、金利など幅広い分野を対象としています。 どの分野で投資活動をするにしても、幅広い情報を持つことで理解が高まります。 私のモットーは「百聞は一見に如かず」と「困難は分割せよ」です。 前者では、「情報をグラフで見ること」。文章はできるだけ短く、簡潔にしています。 後者では、ボリュームのある長いレポートより、短いレポートを多数出すことにしています。そのほうがクィックリー・タイムリーに出せるし、読むのも楽だからです。 また、有料であるからには、他では見られない分析情報も提供します。 資産運用会社で、チーフストラテジストとして投資判断に利用してきた分析手法をそのまま提供します。勤務していたときは外部に出すことのなかった分析情報を、今は制限はありませんから。 なお、相場以外については、別blog、twitterでつぶやいています。 https://kecofin.blog.jp/ https://twitter.com/kecofin
¥4,600 /月

FX必須情報 為替相場と金利差 新しい展開 220819

FX


先週は、
・ドル/円:金利差はドル/円が137円へ向かうことを示唆している。ドルロングポジションを取る。
・ユーロ/ドル:トレンドはユーロ安。ただし、大きな変化はないかもしれない。
・ポンド/ドル:トレンドはポンド安。ただし、大きな変化はないかもしれない。
・豪ドル/ドル:トレンドは豪ドル安だろう。ただし、MACDがシグナルを切り、0以下になるまでポジションを取るのは避ける。

ドル/円は大正解だった。先々週は少し資産を減らしたが、先週は大きなゲインとなった。
ユーロとポンドは、相場の方向は読み通りであったが、妙なこと(後述)もあって無理をしなかった。
豪ドルはMACDがシグナルを下に切ったので、僅かに打診売(トレーディング売)をした。予想と違う展開になりそうなときは、直ちにロスカットするつもりだった。結果としては、少し利益が出た。


先週の相場の展開は何だったのか。これまで「FRBが、いつ利下げに入るか?」ということで、『市場の見方とFRBのスタンスにギャップがあ』ったが、26日の日本時午後11時に始まるジャクソンホールでのパウエル議長の発言を控えて、市場は警戒したのだろう。
パウエル議長はジャクソンホールで、有無を言わせぬ形で決着をつけるかもしれないと考えたのだろう。
1年前のパウエル議長の発言は的外れだったが、再任を控えたゴタゴタからの発言だったからだろう(事情は略)。今回は、気にするものは何もない。

今回は、(1)労働市場は極めてタイトでWage-push inflationの圧力がかかっている。(2)これを緩和するために金融政策をさらに引き締める必要がある。(3)金融引き締めが来年にも終了するという根拠はない。 というような内容になるのではないか?
そして、大事なことは、インフレ期待を高めないようにタテマエで言っているのではなく、本気なのだと、わからせるように発言すると思われる。

本題に入る。為替相場と金利差の関係、今後の展開についてだ。

為替相場と金利差の関係は、為替相場を見ている人には必須の基本情報。

相場は需給で決まるが、為替相場の需給を動かす大きな要素の一つは金利差。
為替相場と金利差の関係はFXにとって最も重要で基本である。
常にその状況を把握する必要がある。
その関係は恒久的なものではない。しばしば形を変える。
定期的に、その関係の情報をフォローしている。

以下、定例のグラフ(ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、ユーロ/円とそれぞれの金利差との相関)を掲載する。

今回は、為替相場と金利差の関係が新しいものに移行した可能性があるので、その第一弾になる(今後、修正していく)。

(1)ドル/円
×
レビュー を見る
ここから先は有料コンテンツです
icon
連載
連載購読
¥4,600 /月
コメント
ログインして投稿する
コメントを削除します。
よろしいですか?
この記事の作者
Kecofin
Kecofin
市場エコノミスト ー 元外株ファンドマネージャー、チーフストラテジスト(アセットアロケーション)などー 東京大学農学部農業経済学科卒業。生命保険会社・資産運用会社で公的年金・企業年金・投資信託運用に携わるなど40年近く市場と関わってきた。国内外の経済や株式・為替・債券、国際商品などのマーケット動向に通じる。 なお、相場以外については、別blog、twitterでつぶやいている。
この記事の連載
Kecofinの投資情報
投資判断のためのファンダメンタルズ情報を提供します。 全ての投資判断のベースとなる米国経済に特に注力していますが、経済、FX、株式、金利など幅広い分野を対象としています。 どの分野で投資活動をするにしても、幅広い情報を持つことで理解が高まります。 私のモットーは「百聞は一見に如かず」と「困難は分割せよ」です。 前者では、「情報をグラフで見ること」。文章はできるだけ短く、簡潔にしています。 後者では、ボリュームのある長いレポートより、短いレポートを多数出すことにしています。そのほうがクィックリー・タイムリーに出せるし、読むのも楽だからです。 また、有料であるからには、他では見られない分析情報も提供します。 資産運用会社で、チーフストラテジストとして投資判断に利用してきた分析手法をそのまま提供します。勤務していたときは外部に出すことのなかった分析情報を、今は制限はありませんから。 なお、相場以外については、別blog、twitterでつぶやいています。 https://kecofin.blog.jp/ https://twitter.com/kecofin
前の記事
次の記事
icon
FX 投機筋はついていけない相場の状態
米国経済の認識 今はまだ成長、先行き不安、価格高
icon
連載の人気記事
FX必須情報4 為替相場と金利差 円に異変
投資環境に変化が起きている。米国でスタグフレーション懸念が高まってきた。足元のインフレ抑制の為、強い利上げは続くが、将来のリセッション懸念から(かなり先では大幅な利下げが予想されるため)長期金利は上昇
円安でも悪化する貿易収支
貿易赤字が過去最大2兆8173億円 8月、資源高・円安で: 日本経済新聞8月の貿易収支は2兆8173億円の赤字だった。赤字額は過去最大となった。貿易赤字は13カ月連続。15年2月までの32カ月に次ぐ過
米生産者物価(卸売物価)8月はインフレ沈静化の方向に
米労働省が14日発表した8月の生産者物価=卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は、食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は前年同月比5.6%上昇。7月の5.8%から鈍化した。前
為替介入は効くか? たぶんYes
今、円安を演じているのはキャリートレードである。投資家としては、円に対して安くドルを買いたい。大きなキャリートレードを行うと、自らドルを釣り上げてしまい、高値でドルを買ってしまうことになる。ところが、
米国 物価上昇沈静化なんてしていない(8月消費者物価)
その昔、ボルカー議長のころ、毎週のM1の発表が大イベントだった。インフレ抑制の為に、M1をコントロールすることが金融政策の目標だったからだ。その後、グリーンスパン議長からは雇用統計発表がメインイベント
すべて見る
  • ご利用ガイド
    よくあるご質問(FAQ)
    お支払方法について

  • 会社案内
    利用規約
    媒体資料
    開発依頼
    パートナー募集

  • 特定商取引方法に基づく表記
    採用情報

商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2025 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.