GDPと株式時価総額:日本株は割高?(3)
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さて、今回のテーマはGDPと時価総額 です。
先日の記事で、日本のGDPと株式時価総額の比較をご紹介いたしました。
今回は、そのアップデートです。
4月現在のIMFの予想では、2017年末の日本の名目GDPは546兆円。
一方、2017年10月末現在の新興市場なども含めた日本の株式市場の時価総額は678兆円です。
11月7日現在、10月末からTOPIXは2.4%あがってますので、これを掛けると時価総額は694兆円
程度と推定されます。出所)日本証券取引所、IMF
☆ 緑 : 時価総額 ÷ GDP (%、右軸)
☆ 茶 : 日経平均 (円、左軸)
ということは、GDP比率は127.1%。
1989年末には145%程度までありましたが、GDPがそれほど伸びない現在の日本では、かなり割高になってきたとも言えます。
この流れが逆になった時の落ち込みはかなりのものになるかもしれません。
PERだけで割安割高を判定するのは、危険かもしれません。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
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