北米製品クラック(製油マージン)縮小で原油に重さ
商品先物
10/15のバレル23.36ドルを過去20日間高値に、原油(CL)とガソリン(RB)、中間留分である軽油(HO)の代表的な精製マージンの指標となる3:2:1クラックが縮小し始めています。
これは川下の製品市場の上昇が抑えられ、原油上昇に限界感が見え始めていることを示しています。WTIの先物限月イールドは基本的にはバックワーデーション(逆ザヤ)が基本ですが、反発したとは言え、期近12月限(DEC)より小幅にとどまり、足元の原油価格から上昇圧力が減衰し始めている事を示しています。
■Brent(ICE)-10/27-NEUTRAL
(LAST@84.71)
■WTI(NYM)-10/27-NEUTRAL
(LAST@84.05)
WTI
DEC+0.48
JAN+0.67
FEB+0.73
MAR-0.67
APR-0.59
MAY-0.54
3:2:1CRACK
18.45
18.45(11/01)-23.36(10/15)
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