勝っているEAトレーダーさんに聞いた　Pips_Miner_EAパラメーター変更の結果

　EAトレードで中々すごい実績をあげている投資家の方は、殆どの場合、マーケット動向を見て相場づきが変わってきたと見るや、バックテストを行なって基本設定のパラメーターを変更しています。

　今日は、過去、2,339名のお客様にお求めいただいた

Pips_miner_EA

を、Pips_miner_EAは良いEAだからロジックをいじると本当に良くなるとお考えで、現在もパラメーター設定を変更して運用を続けているトレーダー ashibinさんに聞いた設定値の実績をご紹介したと思います。

　直近の設定変更は8月に実施されたとのことでした。

　まずは、弊社公式の結果をご覧いただきたいと思います。

　2020年年末からのドローダウンを回避できるのか、あるいは、損失をより抑えられるのかという点に注目しました。

　TDS（Tick Data Suite）のバックテストをかなりの時間がかかりましたので、過去2年強で行なってみますと、当たり前ではありますが以下の通りドローダウンの状況はバックテストでも現れました。

　 ashibinさんの設定でバックテストを行なった結果は以下の通りです。

　完全にドローダウンを回避できています。

　ashibinさんが仰るには、かなりフィルターをかけてリスクを下げる設定を施すと、コツコツ稼いだ後のドカーンと起きる損の回数を減らせて、緩やかにはなるけれども勝ち続けるEAに変わって行く。そういう考え方をなさっているそうです。

　フォワードテストでも、2021年8月以降のパラメータ変更無しと、パラメーター変更有りの成績を比べてみると、パラメーター変更無しはデモ口座で

310.3pips増加

取引回数　117回

勝率　96.58%

となっています。

　Pips_miner_EAが得意とする相場で、利益確定が続いているので順調にトレードが出来ています。

　パラメーター変更有りは、ashibinさんの外為ファイネストリアル口座ですが、

71.8pips増加

取引回数　25回

勝率　80%

でした。

　バックテストと同様にフィルターによる取引回数の減少で利益は少ないですが、デフォルトの設定ですと発生しうるドローダウンを避けてくれそうな予感です。

　市場動向を見ながらバックテストを繰り返して設定を変えて行く。本当にすごいスキルだと思います。

　ashibinさんの設定に興味がある方がいらっしゃると思いますが、ご提供方法を検討して参りたいと思います。

written by Hayakawa