相場の天底を知るHL時間分析
相場の天底を知ることができるツールが有れば穴に金棒です。
しかしそんなツールは存在ないことは分かっています。
「もうはまだなり、まだはもうなり」と言う格言があるように、もうこの辺が底かと思えばまだまだ下がり、まだ上がるだろうと思えばそこが天井だったり…
値ごろ感は持たない方が良いと私は思います。
ただ1日の中で利益を上げるデイトレードに関して言うと少し考えを変えないと行けないとも思っています。
値ごろ感は持たない方が良い、しかし時間との兼ね合いによっては、という事です。
こちらのチャートを見てください。
2021/7/28日の東証マザーズ先物の5分足です。
東証マザーズ先物の1か月の高値安値の平均は20Pくらいです。
それを参考に考えた場合画像の青いラインに到達したところでそろそろ底値だと判断したくなります。
しかしその日の引けまではあと4時間、この場合このラインが底値と考えることはあまり良くありません。
結果その日の安値は14時半付近に訪れています。つまり「もうはまだなり」となりました。
このように現在の価格と相場の残存時間を考慮すると天底をとらえやすくなるのではないかと考える。
残存時間が長ければ価格はさらに動く(もしくは反発する)可能性、残存時間が短ければ価格の動きはさほど期待できない。
そして本題です。
1日の高値と安値の出現は時間帯と関係するのではと、大体何時頃に高値もしくは安値が出現するのかが分かるとさらに天底をとらえやすく売買のタイミングの参考になる。
そこで5分足ベースでその日の高値と安値が何時に付いたかを記録したデータを公開したいと思う。
対象は日経225先物と東証マザーズ先物です。
今回は11月末まで分ですがサンプルとしてプレゼントします。
今後は1か月毎に後悔して実際の相場と一緒に見てみたいと思います。
HL分析データを見る↓
Is it OK?