[和訳] Centralityの恩恵を受けて、SingularDTVが開発中のブロックチェーンアプリケーション数が倍増

では早速、和訳記事を読んでいきましょう。

Centralityの恩恵を受けて、SingularDTVが開発中のブロックチェーンアプリケーション数が倍増

SingularDTVとCentralityが手を組み、ブロックチェーンをあらゆる分野へ普及します。

ベンチャーの制作スタジオであるCentralityと提携を結ぶことで、フルタイムで開発を行っているSingularDTVのアプリケーション数が倍増しました。現在のところ、2017年の第4四半期に、5つのアプリケーションをリリースする予定となっています。

私はCentralityのAaron McDonald(代表取締役)とLeon Huang(ブロックチェーン部門の主任)と出会った際に、デジャブを感じました。私は同じ感覚を以前にも抱いたことがありました。ConsenSysに似ていると感じましたが、それとも違うものでした。

ご存知ない方のために説明すると、ConsenSysは進歩的な従来型の企業や機関に向けてB2B(企業間)のソリューションを提供している大手企業です。イーサリアムプロトコルの世間的なイメージ向上にも貢献しています。

ConsenSysが持つもっとも重要なアセットの1つは、ConsenSys Enterpriseの共同創立者であるAndrew Keysです。Andrewは戦略上の技術的提携関係とコミュニケーションを主導し、フォーチュン500に掲載されるようなクライアントに向けて、イーサリアムブロックチェーンによるソリューションを開発してきました。

暗号通貨業界のほとんどが、イーサリアムの発展におけるAndrewの貢献を知らないでしょうが、彼は事業開発の面で貢献することで、たびたびETHの価値をほとんど自分の腕ひとつで向上させてきました。彼のおかげで、Microsoftは初期からイーサリアムの後援に回ってくれたのです。私はいつかブロックチェーンのブームについての本を書きたいと思っています。お伝えしたい面白い話がいくつかあります。

Centralityの巨大なパワーは、消費者(B2C)に向けたブロックチェーンアプリケーションに注力されており、ブロックチェーンの技術を一般の人々が利用できるようにして、フィンテックにおけるユースケースを超えた普及を実現します。

Centralityは現在12のアプリケーションを発表しており、そのうちの3つはSingularDTVとCentralityの共同制作によるものです。Centralityのプラットフォームはすでに、Skoot、Belong、Pocket Vouchersなど、合せれば数百万ドルもの収益を生んでいる世界レベルのアプリケーションの基盤となっています。

ニュージーランドのオークランドを拠点とするCentralityは40人のフルタイム勤務の開発者を抱え、さらに10人の経営幹部や管理とサポートを行うスタッフがいます。Aaron McDonaldは起業家としてのバックグラウンドを持ち、10億ドル以上の価値を持つポートフォリオを管理する、大規模な技術系企業でリーダーシップを取った経験があります。

彼は、マーケティングや販売だけでなく、エンジニアリングやアーキテクチャから製品管理や開発にいたるまで、複数の専門や分野において多大な経験を持ちます。Leon HuangはJP Morganの技術部門の前ヴァイスプレジデントであり、Credit SuisseとBarclays Capitalにおいて管理職を経験しています。

彼は銀行業界から退いてAlibabaに参加し、そこでブロックチェーンのプロジェクトを主導し、Alibaba初のブロックチェーンの開発と実装を監督しました。LeonはCentralityのブロックチェーンプラットフォーム全体のアーキテクチャの責任者です。