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2021/06/04 12:50
公開: 2021/06/04 12:50
更新: 2021/06/04 12:59
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ライントレード&ファンダメンタルズ分析によるほぼデイリーレポート
コンテンツは平日に配信予定。 ほぼほぼデイリーですが、特記することがない場面で無理に配信することはありません。 コンテンツには限定ツイキャスを使用したライブ配信(不定期)、stand.fmを使用したラジオ配信を含みます。 お盆、年末年始など生活上物理的に寄稿が難しい場合は休載になります。 内容 使用する手法はトレンドライン、水平ライン、フィボナッチを使用したライントレード主体。 ファンダメンタルズ分析を用いながら中長期需給を捉えライントレードで細かな部分を分析。 チャート画像多めになります。 想定読者層 フローや、経済政策、需給ギャップなどを勉強したい方を中心にプラスワンでポジションに根拠が欲しい方を想定しています。 逆に、ミラートレードに近いレートをとにかく知りたい方向けには向いていない記事になると思います。 寄稿者としては情報を入れるだけにせず自己判断出来る投資教育に近い記事になるように書いています。
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[無料記事]ゴールド相場分析

商品先物

※当記事は売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。

ご自身での投資判断をお願いいたします。


普段触らないですがたまたまゴールドの話をしていて少し見たので記事化しておきます。

6月7-10日にお休みを告知しているのもあるので連続投稿で穴埋めさせてください。

※何となく記事が多いのに気づいてるかと方も多そうですが。


前提条件


✓経済回復局面である。

→世界経済はコロナ禍からの立ち直りへと向かっているのは様々な指標から見て取れると思います。

 国によって進捗に差はあれどもベクトルとしてはそういった局面。


✓通貨の特徴として価値の保全要素が強い

→金本位制を取っていた国が多いため通貨=ゴールドという視点で見ることも出来る。

 政府が保障するわけでもないが強いて言うなら世界の人々が価値を保障している側面がある。


✓金利はつかず、あくまで”保全”要素しかない

→政府が保障しているわけではないので金利はつきません。


長期視点での見通し



下のインジケーターは名目金利から期待インフレ率を引いた”実質金利”を示したものです。

逆相関しているのが見えるかと思います。



こちらが期待インフレ率

インフレ率は上がれば利上げで抑えつける局面が来るので無条件に上がり続けることは現実的にはあり得ないと認識してよく、現在上限付近に滞在していることがわかります。


名目金利ー期待インフレ率=実質金利なのでゴールドが上昇する場合は実質金利の深掘りが必要となります。

つまりは期待インフレ率が上がってマイナスを作るか、名目金利が下がってマイナスを深掘りするかのどちらかもしくは両方ということになります。


前述したように期待インフレ率の上昇幅はもう限られており、ほぼ不動と見てもよいと思われます。

となると米金利の動向が大事になってきますが、元々ほぼ0付近から米金利は反発中であり、0以下になることはないとは言えませんがあまり考えられないので既に天井はつけているもしくは天井付近が2000ドル周辺であるという視点で見ることが妥当です。


完全一致するわけではないのである程度上振れすることもありますし、全く届かないこともありますが近似値の範囲に収まるのでこういった表現になります。


米金利の動向


それでは大事になってくる米金利の動向ですが今年1年に関しては歪みの年で、テーパリング議論に代表されるように右往左往する1年となりそうです。

ただし、先を見据えると米金利が緩やかな上昇を辿るだろうことは経済動向から考えても妥当で、5年先くらいまでの視点では上方向に進んでいるだろうと考えられます。

これは経済が活況時にはリスクポジションを取ることが多く、比較的安全資産である債券からは資金が抜けてリスク資産の株やコモディティなどに振り分けられるためポートフォリオの組み方としてそういった傾向になりやすいと言えると言っていいでしょう。


環境認識


重要な価格レートを3つ

上から

①最高値である2075ドル

②リーマンショックからの緩和で上げてきた1915-20ドル付近の高値

③今回のトレンドの一番最後の押し目の水平


現在はこの価格レートが比較的期間の長い視点で見たときの抵抗線です。

昨日の下落は10年前の高値水平レジスタンスで弾かれた形。




そして最後に意識されやすい価格レートが最高値から1680ドルまでの半値戻しラインとなる1874ドル付近


時間足レベルの環境認識




お手本のようなヘッドアンドショルダーをつけてネックブレイクから加速して落ちていきました。

現在はリターンムーブの環境化にあると見てよいと思います。

金利上昇から指標に向けたポジション調整での下落とドルの上昇、そして発表以降はテーパリング懸念の高まりにより金利の上昇も加わり地合いとしては売りに傾き安くなっています。




止まった位置はしばらく支えていたサポートのライン。

支持線として機能する見込みでここを下回ってくるとセンチメントが下降方向へ向く分岐点です。


テクニカル分析




上は届いていませんがチャネルバンドこの幅で設定しています。

現在は緑のチャネル内推移をしている状態でデイレベルのエッジはロング方向にあると考えられます。


見ておく水平は1874ドル付近。

直近でもレジスタンスとなっているためまずはここを超えてこないと話になりません。


そしてもう一つ1890ドル付近



2週間前のヒゲ先でもあり、ネックラインでもあるのでレジスタンスとして機能するでしょう。

通常この形であれば戻り売りがここで入ってくるレート。


まとめ

中長期視点ではショート方向に視点を持っておきたい。

ドル安に釣られて上げてきたゴールドのリターンムーブが10年前の高値水平で止められたのはなかなか良い場所だったと考えています。

時間足三尊ブレイクも綺麗で戻り売りがしやすい形状をしています。

ただし、直近はブルでリターンムーブが入りやすくデイトレレベルであれば今朝の安値を背中に1874ドル、1890ドルのHITを狙ってロングをしていく場面でもあります。

戦略としてはシンプルなので現在ほぼ1874ドル付近に来てますから、乗り越えてロールリバーサルを狙うか、届かずに折れたところを安値切り上げした場面で安値カットで入っていく。

もしくはネックラインへの戻りを待って反発確認でショート方向を狙う等、戦略が組みやすい。




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兼業トレーダー 株式,コモディティ,FX問わず触ってます。 投資歴16年目に入りました。 メイン手法はファンダメンタルズ分析とライントレード。
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