なにわのチャート博士・神藤将男の中間波動攻略メソッド!|第20回 米国長期金利のサイクル分析[神藤将男]
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利益が大きく取れるトレンド相場への関心が高い人は多いですが、トレンドのない場面には興味を示さない人もいるのではないでしょうか? トレンドで利益を丸ごと取るためには、トレンドが発生していない中間波動といわれる局面を制する必要があります。ここでは、そんな中間波動の攻略方法を神藤将男さんに教えていただきます。
※この記事は、FX攻略.com2021年5月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
※当連載で使用している「中間波動」は、「一目均衡表」における中間波動とは一切関係ございません。
神藤将男さんプロフィール
しんどうまさお。小次郎講師こと手塚宏二氏が代表を務める(株)手塚宏二事務所のもとで、ストラテジスト兼テクニカルアナリストとして活動。TradingViewでさまざまなチャート分析のアイデア投稿を行っている。
Twitter:https://twitter.com/masao_shindo
皆さんこんにちは。今回はFXをする上でも株式投資をする上でも、あるいはその他の投資を行う上でも絶対にチェックするべき銘柄の現状分析をしていこうと思います。その絶対にチェックするべき銘柄とは「米国債10年利回り」です。
ニュースなどで出てくる長期金利は一般的に10年物国債の利回りをいいます。そして、この長期金利は「経済の基礎体温」ともいわれており、マーケットの動向を見極める上で非常に重要な銘柄なのです。さらに、マーケットにおいて世界の中心といえば米国ですので、「米国債10年利回り」を見ることで、世界のマーケットがどこに向かっているかを確認していきましょう。
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