[和訳]イーサリアムトークン初心者ガイド～イーサリアムトークンって何？

良くも悪くもICOの話題がまたいろんなところで出ているのはさておき、毎度毎度十数億～数十億レベルの資金調達が数分や数秒とかで終了してしまいがちなのが、イーサリアムの分散型アプリケーションであるDappsのICOです。

僕個人的に2016年にICO参加をして購入した分からですと、VSLが5倍、1STとSNGLSが17倍、NXCが26倍、GNTにいたっては65倍とどれも1年経ってないのに高騰（ICO当時対ドルレート比）してしまって、今のところは順調すぎなんじゃないの？というところに来ています。

そういうフィーバーを背景にまだ衰えてはいないICOですが、熱さが増すほど悪徳ICOや悪徳ではないが大外れのICOを引く可能性もあがるので（実際増えてる気配あり）、事前の調査は必ずやっておいて参加した方がよさげです（いまはもう参加しても獲得できたらラッキーなのかも笑）

これから（イーサリアム系の）ICOにはじめて挑戦しようかと思ってる人は、まず今回の和訳記事を読んでおいて基礎的なことを知っておいてはいかがでしょうか？

では、どうぞ。

イーサリアムトークンへの初心者ガイド～イーサリアムトークンって何？

イーサリアムトークンについて学ぶ前に、まずイーサリアムの基礎を理解しておくことが非常に重要です。イーサリアムのコンセプト自体を全く知らない方は、私が書いたイーサリアムへの初心者ガイド（和訳済み）をお読みください。

イーサリアムトークンとは簡単に言えば、イーサリアムブロックチェーン上に築かれたデジタルアセットのことです。そうしたアセットはイーサリアムの既存のインフラを活用しており、開発者が一から新しいブロックチェーンを構築する必要はありません。また、それらのアセットが、イーサリアム固有の通貨であり、スマートコントラクトを使用する際に必要となるetherへの需要を生み出すため、イーサリアムのエコシステムがより豊かなものとなります。

この初心者ガイドは、デジタルアセットの初心者を導き、イーサリアムトークンについてしっかりと理解してもらい、イーサリアムそのものとの違いを知ってもらうために書かれました。

イーサリアムとの比較

イーサリアムは、イーサリアムトークンと呼ばれるデジタルアセットを表すものを含む、あらゆる任意のスマートコントラクトを作るために活用することのできるプラットフォームです。これはiOS向けのプラットフォームを提供しているAppストアと似ています。

アプリケーションの中には、自らのゲームやシステム内で使用できる独自のデジタル通貨を発行しているものもあるからです。しかし、イーサリアムにおいては、APPストアのラインナップを決定しているAppleのような中央集権型の組織は存在しません。誰でもイーサリアム上でトークンを作ることができます。