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2020/09/05 23:47
公開: 2020/09/05 23:47
更新: 2021/04/08 15:35
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ライントレード&ファンダメンタルズ分析によるほぼデイリーレポート
コンテンツは平日に配信予定。 ほぼほぼデイリーですが、特記することがない場面で無理に配信することはありません。 コンテンツには限定ツイキャスを使用したライブ配信(不定期)、stand.fmを使用したラジオ配信を含みます。 お盆、年末年始など生活上物理的に寄稿が難しい場合は休載になります。 内容 使用する手法はトレンドライン、水平ライン、フィボナッチを使用したライントレード主体。 ファンダメンタルズ分析を用いながら中長期需給を捉えライントレードで細かな部分を分析。 チャート画像多めになります。 想定読者層 フローや、経済政策、需給ギャップなどを勉強したい方を中心にプラスワンでポジションに根拠が欲しい方を想定しています。 逆に、ミラートレードに近いレートをとにかく知りたい方向けには向いていない記事になると思います。 寄稿者としては情報を入れるだけにせず自己判断出来る投資教育に近い記事になるように書いています。
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[無料記事] マーケットの反応総括と環境認識

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※当記事は売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。
ご自身での投資判断をお願いします。

マーケット全体が軟調推移しており様々な要因は考えられますが米債売り、株式売り、商品売り、暗号資産売りで特にNYマーケットで売りが膨らんでいる点を考えるとコロナショックで下から持っていたポジションを利益確定ターンに入っていると想定できるでしょう。
安全資産である債券相場からも資金が抜けている点は注目です。

機関投資家は年次報告もあるのでどこかで年内にポジションを落としてくるわけですが今年は米国大統領選、日本も総裁選があります。
こういった大型イベントは過去を見ても大きく値動きをし、リスクが増大してくることになります。
時期柄もう年末まで3ヶ月を切り、大統領選が11月であり、米株に至っては下落前の時点で3大指数ともに過去最高値付近に位置し、ジャクソンホール会議で大枠の金融政策の方向性も見え今年の上昇ファクトは出揃ったと判断してもおかしくないタイミングだったであろうと推察しました。

当記事ではツイキャス放送も含め、米株はそろそろ1000ドル規模の利益確定が入るであろうと言い続けてきましたが、今の所イメージ通り推移してきている格好になります。
現在の筆者の頭の中では今回の下落に理由を探すと本質を見落とす可能性が高いと判断しており、下から持っていたコロナ中のポジションを整理したと判断するのが適切であると考えています。
他方でFRBが雇用状況に注視している点も同時に頭に入れておくべきです。
数値上雇用統計は若干のプラスで終わりましたが今回は10年ごとの国勢調査で雇った人員分が含まれるため実質雇用自体は低下している数字のマジックがあったように感じられます。
経済指標としてはショック後からISMをみても堅調に推移しているものの、今はナスダックの堅調さを見ても分かる通り既存の経済分野から新分野への移行が進んだこともあり、設備など新規投資が嵩んだ結果なのでやや冷ややかに見ております。
足元は非常に脆く秋口移行はその辺りが顕在化してくる可能性は大いにあります。
きっかけは利益確定だったかもしれませんが希望で買われる株などにとっては重しとなってくるでしょう。

安全資産であるドルという視点の間違い

世界全体が金融緩和に流れる中、FRBの緩和規模は前代未聞の規模感で行われました。
財政政策にしても失業保険に上乗せする給付金があり米国全体は緩和マネーで溢れたと言えます。

溢れたお金はどこに行ったのか。


こちらはゴールド、ダウ、ドルインデックスの比較チャートですが米株が大きく下落していく間にドルの急上昇が見られることと以降緩和が発表され徐々にドルが売られていくとともに米株、ゴールドに資金が移行してきました。
リスクオフで○○買いという視点を鵜呑みにすると目線を間違う恐れがあり、筆者としては株も、ゴールドも、ドルもトレーディングにおいて通貨の一種と捉えてドルを売って米株を買う、米株を売ってドルに戻すといった感覚を持っています。
バブル的な上昇の一手は間違いなく米国が担っており現金化局面では全面安の展開とドルの上昇というのが合わせて起こるであろうことは想像できます。

安全資産としてという側面でいうとゴールドは今でもそのように扱われると思いますが、既にレートも高く積極的に新規保有はしにくいため少量のリスク分散とドル高がぶつかり合って値が動きにくい展開になるであろうと思います。
結局の所最終的に現金化するのでゴールドが上がり続けるということは通常あまり考えづらく、別のリスクが顕在化しないのであれば世界全体が景気回復に本腰を入れるにつれて基本的には下落の一途を辿るのが合理的に考えられることでしょう。

価値という普遍の指標に対して通貨も、株式も、ゴールドもすべて同じ土俵上にありどこに自分の資産を置くか次第でマーケットが動いている。
長期視点でポジションを作っていくためには必要な考え方なのでトレーディングをする際に取り入れてみてください。


通貨的安全資産という側面で考えると未だに円はそういった側面を維持していると思われます。
リスクオフ局面というのは投資を控える場面とも言いかえられ投資していたものから資金を引き上げることを意味しています。
経済状況を鑑みれば円に資金が集まることはあまり考えにくい状況ではありますが対外純資産も多く、国内投資よりも対外投資を多く行っていることもあり海外から円に戻す動きが強まれば円が高騰していく。
例えば、米国債や、米株に入れていた資産を国内企業が円に戻せは円は急騰していきます。
円買いのメカニズム自体は様々な要因があることは事実ですが、国内の内部留保、そして家庭の資産残高の多さを加味すると無視できないほどの量があると考えていて良いと思います。

機関投資家たちの長い夏休みの終わり

週明け月曜日はレイバーデーとなっており米国市場は休場です。
レイバーデーってなに?と思われた方もいるかと思いますが、日本に当てはめると勤労感謝の日と言い換えたら適切かもしれません。
1年間頑張ったね!お疲れ様!という労働に対しての祝日。
機関系は7月の末日付近からこのレイバーデーまで長い休暇を取ることが多く、8月の相場のような主体性のない動きもこの日を境になくなっていくことが考えられます。
ここからはファンダメンタルズや、通貨フローも徐々に見られいつものマーケットに戻っていくでしょう。

彼らの現在の相場に対しての反応がどういったものは火曜日以降の株価動向を見ていくことでだんだんと見えてくると思います。
長期視点ではFRBが金利を低く抑えることを確約したこともあり長期運用として安全と安心を米株市場に与えました。
短期的な下落は当然あるものとしてあくまで長期的にはトレンドは守られた形です。
一方目先は大統領選というリスクが明確に存在しており、俯瞰でこの状況を捉えれば通常は大統領選の情勢がはっきりしたら資金投入していくか、となるのが普通で割安株には買いが入り、過熱感のあった銘柄を中心に利食い基調はこれからも続いていくでしょう。
IT関係のコロナ特需で上がった銘柄などはまだまだ利益確定の動きが続くと思われ、グロース株からバリュー株へのアロケーションが続く可能性が高いです。

ナスダック指数はその辺り顕著に出てきそうなので想定外の下落も視野に入れつつトレードに臨みたいですね。
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