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2016/09/06 20:00
公開: 2016/09/06 20:00
更新: 2021/04/08 15:35
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連載
クリプトビギナー:ゼロからはじめる仮想通貨トレード
ビットコインや仮想通貨トレードのための基礎的な情報すべてがわかる連載です。 仮想通貨トレードの本格的なムーブメントは2017年春の仮想通貨法案が施行された後だろうと言われています。 しかし、もうすでに世界中のコアなユーザーたちの間では当たり前のように日々トレードされています。 "その時"が来る前に、この世界を体感しておけば他の人よりも一歩早くあなたが成功に向けて近づくはずです!

知らないと損する、日本人の推しが強いNEMという仮想通貨とは?(第17回)


ビットコインやイーサリアム以外にも有望は仮想通貨はたくさんあります。

僕個人としても強めに推しているNEM(ネム)についてご紹介していきます。

日本での人気もけっこう高い方で、この通貨の将来に期待しているユーザーは決して少なくはないようです。
今後さまざまな材料が控えているとはいえ、まだまだ安いので何かと期待値は高そうです。

それでは、NEMの全貌…とまではいきませんが、その期待値がどこにあるのか、紐解いていきましょう。

現在のNEM/XEMレート(対日本円とビットコイン)


nem price

nem price


XEMBTCチャート




リアルタイム


NEM(ネム)の概要


NEMはNew Economy Movement(新しい経済運動)の略称で、金銭的な自由、分散化、平等、および連帯感の原則に基づき、新しい経済圏の創出を目標としています。

2014年1月19日、bitcointalk.orgのフォーラムにてutopianfutureというハンドルネームの人物により企画が持ち上がり、2015年3月31日に公開されました。開発者の一人には日本人がいます。

発行されるクリプトの単位は「XEM」、総発行量は8,999,999,999XEMで、およそ1,600人の投資家に均等に分けられたので採掘というものがありません。

公式サイト:http://nem.io/
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NEMのPoI(Proof-of-importance)の優位性


NEMは莫大な資金を使って採掘システムを構築するような一部の採掘者やグループに報酬が偏ってしまうことのない最初の暗号通貨になります。

NEMはPoI (Proof-of-importance)という仕組みを使っています。これによって(ビットコインやイーサリアムと違って)、NEMは電力をあまり消費せず、そしてよりセキュリティ上堅牢なものになっています。
XEMとBTCやETHとの違いとは何か?(NEM公式/日本語)

PoIスコアを増やすためには、NEMを使ってより多くの人と、よりたくさん取引をすることが必要です。取引の結果、手数料によって通貨を使うことになりますが、あなたのPoIスコアは上がります。またNEMには、人工的にPoIスコアを上げて利益を得ることはできないような対応策が施されています。
NEMブロックチェーン上でImportance(重要度)を上げるにはどうすればよいか?(翻訳)

●PoIについてより詳しく書かれてます→POIとは何か?

ウォレット内の残高だけでなく、トランザクション(入出金)の頻度などからPoIスコア(あなたの重要性)が計算されるので、財力に偏ってない点に好感が持てるかもしれません。

アカウントの質が重要視されることから、Googleのページランク(←現在ではあまり意味ない)や検索結果の順位を決めるアルゴリズムと似たような部分がある感じがします。

NCCでハーベスティング


NCCというのはXEMのウォレット。ブラウザで動くタイプのものでハーベスティングもNCCを使って行います。ビットコインなどはマイニング(採掘)でBTCを報酬として得られますが、NEMではそれをハーベスティング(収穫)と呼びます。

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あまり頻繁にXEMをトレードしないようでしたら、ハッキング(取引所の自演込み)による盗難被害に巻き込まれないため、なるべくウォレットに入れて保管しておいた方が無難です。

ハーベスティングに参加してXEMを収穫するには、PCを起動し、ブラウザを立ち上げ、NCCを起動して、ハーベスティングを開始、あとは放置しておけばOKです。

●NEMウォレットのアカウント登録
●【NEM/XEM】ハーベストへの道 NCCを入れてハーベストしよう

他に、ハーベスティングを外部に委任する方法や、300万XEM以上持っていればスーパーノードというワンランク上の収穫体験ができるようです。

●NEMのローカルハーベストと委任ハーベスト
●【NEM/XEM】ハーベストへの道2 ローカル/委任ハーベスティング
●【NEM/XEM】体育会出身でもできるスーパーノードのなり方(Windowsサーバー版)目次

日本から世界へ~mijin


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日本の取引所Zaifの運営会社「テックビューロ」が開発するプライベートブロックチェーン「mijin」はNEMの技術をもとにしており、2015年12月に野村総合研究所と住信SBIネット銀行がブロックチェーンの実証実験にあたりmijinを採用することが発表されるなど注目を高めています。

●ブロックチェーン技術のテックビューロとオープンソースプロジェクトNEMが提携しMijinの新型コアエンジン『Catapult』を共通採用
●NEMとMijinそしてCatapultの関係とは?(NEM公式/日本語)

mijin:http://mijin.io/ja/
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実証実験用の「mijinクラウドチェーンβ」には日本を含む15か国から計167件の申し込みがあったそうで、日本の企業からは、NEC、NTT、OKwave、関西テレビ、新日鉄、ドリコム、ミクシィ、山形大学、ワイジェイFXなどが利用しているようです。

2016年7月1日からは第2期の募集を開始しています。

ミャンマー最大のマイクロファイナンス機関「BC Finance」での実証実験を成功


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マイクロファイナンスでプライベート・ブロックチェーン技術を使った世界初の実証実験に成功しています。

ミャンマーでは5,000万人を超える人口に対し銀行口座数は200万件程度にとどまり、銀行のサービスは一部の富裕層のみが利用できる状況です。あらゆる層の国民に融資や預金といった金融サービスを提供するマイクロファイナンスは、同国の今後の経済成長を支えていく上で重要な役割を担っています。2011年春の民主化以降7~8%の経済成長を記録、2016年春には軍事政権が終焉したことで米国による経済制裁が解除される動きもあるなかで、ミャンマーは更なる成長が期待されBC Financeの利用者は大幅に増加していくことが見込まれています。

これでもまだ実証実験段階なので、今後の期待値はさらに大きく膨らみます。

●インフォテリアとテックビューロ、世界初となるマイクロファイナンスの勘定データ記録におけるプライベート・ブロックチェーンの実証実験に成功
photo by:Soe Lin



このようにNEMは日本から世界にアプローチしている仮想通貨の代表といっても過言ではなさそうです。

NEMのプライベート版であるMijin、その開発を進めるテックビューロ社、そこが運営する取引所Zaif、要注目です。

NEMへのポジティブな意見、語られる可能性


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CRYPTO APEXの資産取引は、NEMの高度なモザイク・ソリューションがベースとなっています。『ブロックチェーンの衝撃』にも記載されているように現実世界の金、株価、土地の所有権等をユーザ間で取引を可能とします。

暗号通貨に興味がなくても、意識せずにNEMを使い、、世界中の人々が「デジタルマネーを通して世界につながる」という素晴らしい金融システムです。
NEMと共に世界の銀行をつなぎ、新しい金融システムを生み出す。その名はCRYPTO APEX

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テックビューロのアドバイザーを務めるホリエモンの著書『君はどこにでも行ける』からの引用となる。「僕自身は、ビットコインに代表されるブロックチェーン技術を応用したビジネスを、アフリカで展開しようと計画中だ。いまは、某ブロックチェーン技術のアドバイザーを務めている。(中略)ブロックチェーンをうまくアフリカに導入できたら、大変な金融イノベーションが起きるだろう。そして、おそらく実現できる。先進国のような、従来のインフラの利権構造による邪魔がない。」
NEMとテックビューロとホリエモンとその仲間たちによる静かなるブロックチェーン革命
photo by:Paul Saad

投資的観点から見てもNEMはまだまだ過小評価された暗号通貨だ。mijinでは2016Q2にスマートコントラクトが実装予定のため、その後NEMに実装されれば、第二のイーサリアムとなるだろう。
ポスト資本主義における暗号通貨、そしてNEMの可能性(2016.3.17)

2016Q3にはmijinに各国の主要暗号通貨為替エンジンが実装されるので、おそくとも9月には日本でNEMを買えるだろうが、もし、興味のある方は、日本で市場が開放されイナゴ投資家(みながやらないとやらない)が来る前にNEM購入をお勧めする。
株式投資家はどうして?テックビューロ株である暗号通貨NEMを買わないのか(2016.3.25)

購入/取引できる取引所


●Zaif(日本のテックビューロが運営)
●POLONIEX(英語)

次のサイトでは購入からウォレットへの保管方法まで丁寧に解説してありますので参考にしてください。僕もそちらの手順を参考にしてNEMを簡単に購入することができました。

なお、ビットコインの購入/送付元はZaifで解説してありますが、bitFlyerやcoincheckなど他の取引所でも可能です。
●仮想通貨購入ナビ

NEM関連の日本語情報サイト


●NEMの解説書
●Mijinフォーラム内のNEM板
●NEM東京


以上、これがNEMの概要になります。

今後も楽しみな仮想通貨なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう?
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