金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1960号/加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 012-02323GogoJungleトップへ
icon 一覧
GogoJungleへ
記事作成

マイページを見る
ログアウト
あとで読む0
お気に入り0
購入済み0
記事作成
GogoJungleトップGogoJungleトップ
カート
お知らせ
ご利用ガイド
岡ちゃんマン
2020/04/26 13:25
公開: 2020/04/26 13:25
更新: 2021/04/08 15:35
icon
連載
注目点とイベントスケジュール
1週間の注目点とイベントスケジュールや日々の注目点とイベントスケジュールなどを公開

日・米・欧の金融政策発表に注目! 「4月27日週の注目点とイベントスケジュール」

FX


 

先週は原油価格の暴落、史上初のマイナス価格を記録し、マーケットは大混乱となりました。

この余韻は今週も続きそうな気がします。

 

日本をはじめ、金融緩和が進み、緩和マネーが株価を支え、株式市場は歪んでいるのではないかという話があります。

特に日本株は日銀が買い支えているため、実体経済と株価が大きく乖離しているのではないかといわれています。

 

今回の原油価格の暴落は、実際の原油取引で原油が余っていることが要因です。

原油が余っていることが今回の暴落を招き、原油が余っている状況が原油価格に表されているため、原油価格が今の世界経済を表すバロメーターの役割となっているのかもしれません。

 

株式市場を見る限りはコロナの影響を織り込んで、落ち着きを取り戻しつつあるように見えますが、原油価格の暴落・マイナス価格・原油市場の混乱が、本来の今の世界経済を表しているのかもしれません。

 

◎今週の注目点

 

1)金融政策

 

日銀金融政策決定会合

今回の日銀金融政策決定会合では、2日間の日程を1日に繰り上げて発表されます。

予想されている内容は追加緩和で、量的緩和の質と量の拡大ではないかと言われています。

今まで買い入れてきた国債やETFから、社債やCP(コマーシャルペーパー)に拡大されるのではないか、国債買い入れ額年80兆を目途としていますが無制限に拡大するのではないかと言われています。

 

ただ、昨年や一昨年も年80兆を目途としていた国債買い入れ額は、使い切らずに終わっています。

使いきれていない国債買い入れ額を無制限にしたとしても、結局使いきれず終わるのではないかとみられています。

そのため拡大だけでなく、使い方(YCCの変更など)にも注目です。

 

 

FOMC

今回のFOMCでは、据え置きではないかとみられていますが、日米欧が足並みをそろえてというような話が出ています。

もし仮に足並みをそろえるなら、FRBもマイナス金利を導入するのか、マイナス金利を検討するのか、その他ETF買いなど今後何を検討しているのか、注目が集まっています。

 

 

ECB理事会

ECB理事会は緩和政策も気になりますが、サミットでコロナ債や共同債は合意出来なかったことから期待感は少ないように感じます。

それよりも、ラガルドECB総裁の記者会見が気になります。

以前の記者会見では、イタリアに対する失言等もありました。

今回の記者会見では何を語ってくれるのか、注目しています。

 

また、欧州では少しづつ規制緩和に向かって動き始めています。

規制緩和の時期は見通せないと思いますが、経済の見通しがどうなっているかは出てくるのではないかと思います。

経済見通しなどにも注目したいと思います。

 

 

 

 

2)原油価格

 

原油市場が不安定、原油在庫量が積みあがっている状況で、今週も原油価格に注目が集まりそうです。

特に、原油在庫量と要人発言と限月による価格差に注目しています。

 

毎週水曜日に発表される週間原油在庫量は高い水準をキープしています。

この在庫量が減ってくるのか、それとも増えるのか注目です。

また、現在原油を保管しておく場所がなくなり、保管コストが高騰しています。

この保管場所となっているクッシングの在庫量も併せて注目です。

 

保管コストが高騰していることが要因の一つとなっているのが、原油先物取引の限月違いの価格差です。

この価格差が拡大すると、また原油市場がざわついてくると思われるので、価格差にも注意しておきたいと思います。

 

あと、5月10日に減産協議開催といわれていますが、あと2週間もあるので、その前に産油国の要人等の発言が出てくるかもしれません。

また、減産協議に向けての発言、減産に前向きなのか、減産に消極的なのか、各国の要人発言に注目です。

 

 

3)経済指標

 

政策金利以外で次の指標にも注目しています。

 

米GDP

1~3月期(速報値)が発表されます。

米国が外出規制などをしたのは後半の一部ですが、世界でコロナが噂され始めた2月を含むGDPです。

特に速報値なので、予想と結果が乖離する可能性が高いので要注目です。

 

 

米新規失業保険申請件数

毎週発表されている失業保険申請件数は高止まりしています。

今週も、失業保険申請件数が増えていないか、それとも減少に向かうのか注目です。

 

 

ISM製造業景況指数

今後の製造業における景気見通し、製造業の人たちが今後景気が良くなると思うのか、悪くなると思うのかを指数化したものです。

予想では先月よりも悪化しています。

予想を下回るのかに注目です。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

4月27日(月曜日)

 

12:00前後 JPY 日銀金融政策決定会合・声明文

15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見

20:00 MXN 失業率

 

 

4月28日(火曜日)

 

08:30 JPY 失業率

16:30 SEK スウェーデン政策金利発表

23:00 USD 米消費者信頼感指数

 

 

4月29日(水曜日)

 

昭和の日(東京市場休場)

 

07:45 NZD 雇用者数増減・失業率

10:30 AUD 豪CPI(消費者物価指数)

18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数

21:00 EUR 独HICP(消費者物価指数)

21:30 USD 米GDP

23:00 USD 中古住宅販売保留

23:30 USD 原油在庫量

 

 

4月30日(木曜日)

 

03:00 USD FOMC政策金利・声明文発表

03:30 USD パウエルFRB議長記者会見

10:00 CNY 中国製造業PMI

14:30 EUR フランスGDP

15:00 EUR ドイツ小売売上高

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

16:00 EUR スペインGDP・HICP(消費者物価指数)

16:55 EUR ドイツ失業率

18:00 EUR イタリアGDP・HICP(消費者物価指数)

18:00 EUR ユーロ圏GDP・HICP(消費者物価指数)・失業率

20:00 MXN メキシコGDP

20:45 EUR ECB理事会政策金利・声明文発表

21:30 EUR ラガルドECB総裁記者会見

21:30 EUR 米新規失業保険申請件数・PCEデフレーター

21:30 CAD カナダGDP

 

 

5月1日(金曜日)

 

17:30 GBP 英製造業PMI

23:00 USD ISM製造業景況指数

 

 

5月2日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

岡ちゃんマンおススメ分析ツール

TradingView

数多くの通貨ペア、商品、債権、株価指数など取り扱っており、様々な分析が出来るプラットフォームです。

為替・株式・債券・商品など各マーケットは相関性があり、各マーケットを見比べることはトレードにとってプラスになります。

1枚のチャートに為替と株価指数や、為替と商品などを重ねて表示できるのは比較するときにとても便利です。

多くの機能は無料で使えるので試しに使ってみてはいかがでしょう!

 

SNS機能も付いているので、是非フォローしていただけたらと思います↓↓↓

https://jp.tradingview.com/u/okachanman/

 

 

 

 

×
コメント
ログインして投稿する
コメントを削除します。
よろしいですか?
この記事の作者
岡ちゃんマン
岡ちゃんマン
年利10%~20%を目指す個人投資家 中卒→造園業(庭師)→体を壊し無職→FX歴10年。 ファンダメンタルズ分析を使った中長期の裁量トレードが中心。 ファンダメンタルズ分析を使って、EAにトレードをしてもらう手法に挑戦中!
この記事の連載
注目点とイベントスケジュール
1週間の注目点とイベントスケジュールや日々の注目点とイベントスケジュールなどを公開
前の記事
次の記事
icon
月末・週末・五十日! 「4月24日の注目点とイベントスケジュール」
注目の日銀決定会合、追加緩和か!? 現状維持か!? 「4月27日の注目点とイベントスケジュール」
icon
連載の人気記事
半期に一度のパウエルFRB議長の議会証言に注目! 「2月10日週の注目点とイベントスケジュール」
先週は、新型コロナウイルスの影響でリスクオフになったマーケットは巻き戻り、株価は上昇、為替はクロス円・クロスフランが売り戻される状況となりました。週末金曜日に若干リスクが再燃となったものの、新型コロナ
各国の金融政策と財政政策は経済の下支え出来るのか!? 「3月16日週の注目点とイベントスケジュール」
先週は記録的な株価下落、世界的に10年に1度の相場になっています。 どこまでCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響が続くのか、先が見通せない状況が続いています。 悪いことが起こっても、最悪の
コロナショック!? 今週は歴史的な1週間? 「3月2日週の注目点とイベントスケジュール」
先週はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で、どのマーケットもリスクオフに傾きました。ダウ平均は過去最大幅の下落を記録するなど、リーマンショックと比べられるほどになっています。 ある経済学者が
COVID-19(新型コロナウイルス)+経済指標多数が注目の1週間! 「2月17日週の注目点とイベントスケジュール」
先週はユーロ売りが加速、ドイツの政治不安が大きな要因です。 また、大きなニュースのほとんどはCOVID-19(新型コロナウイルス)に関するもの。マーケットは織り込んでいるものの、これ以上感染者拡大など
期待度高まる雇用統計発表! 「6月5日の注目点とイベントスケジュール」
昨日は注目度の高かったECB理事会が開催され、5000億ユールの追加緩和が予想されていましたが、結果は6000億ユーロの追加緩和が発表されました。 予想を上回る追加緩和が発表されたことを受けてユーロは
すべて見る
  • ご利用ガイド
    よくあるご質問(FAQ)
    お支払方法について

  • 会社案内
    利用規約
    媒体資料
    開発依頼
    パートナー募集

  • 特定商取引方法に基づく表記
    採用情報

商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2025 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.